クリエイティブな作業は、瞑想的な状況に入らせることがあります。
作るという目線から入って世界を見ると、使用する側からでは気づきにくい発見があります。
ほんの少しのくぼみがあるからそこに引っかかりが生じてうまく、緩やかに固定されたり、それをさりげないデザインとして取り入れている工夫など、思わず、なるほど!とうなってしまうものに気づくことがあります。
絵を描く友だちが、服にしわを書くと立体感と生き生きとした感じが起こると教えてくれたことがあります。
それから気づいたのですが、本当にちょっとしたイラストでも、一本すーっとしわが描かれていることが多いんです。
プロにはプロの技があるんだなぁとしみじみ思いました。
何も世間が認める一大アートをクリエイトする必要はありませんので、
日々の暮らしの中で「自分の手で作る」ことを大切にするようにしてみてはいかがでしょうか。