をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

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幸せの1ページ (映画)

2008年08月17日 | 映画
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映画「幸せの1ページ

ジョディ・フォスター主演ですが、いつもの肩に力の入るジョディ作品とは違い、親子で楽しめるファンタジー映画ですので、気楽ーに観てください。

物語的にはジョディは準主役ですが主役の存在感アリ。本当の主役は孤島でお父さんと暮らすニムという少女が主役なんです。原題も「ニムの島」。海洋生物学者のお父さんが海で新種のプランクトンを採集しているうち、嵐で帰れなくなり、ひとりぼっちになったニムの島に海賊らしき人々が島をのっとろうとやってきて…。というストーリー。

ニムは子どもだから、普段読んでいる冒険小説の主人公にメールで助けを求めるんですが、その冒険小説の主人公を生み出した小説家がジョディの役なんです。実はその小説家、冒険小説を書きながらも、現実には1歩も家の外に出たことがないひきこもり状態。でも意を決して助けに行こうとする所から物語が展開していきます。

共演に「オペラ座の怪人」のジェラルド・バトラー。海洋学者のお父さんと冒険小説の主人公アレックスの2役を演じています。特にアレックスは空想の人物だけれどインディ・ジョーンズっぽいワイルドないでたちに男くささぷんぷんで登場し、小説家アレクサンドラを励ましたり、言い合ったりするんです。

一方お父さんは海の上で嵐に合い、孤軍奮闘。するとある動物が助けに来てくれ、ちょっと「ドリトル先生」を思い出しました。

そして主人公ニムを演じるのはアビゲイル・ブレスリンちゃん。最近の映画は子役がこまっしゃくれているけど、この子は昔のピッピみたいでかわいいです。特にイルカに乗って海を駆け回るシーンは素敵です!やってみたい!

ロケ地はオーストラリア・ケアンズ近くの島々で、その風景を楽しむのもいいです。

そして児童文学好きにオススメしたいのが、冒頭のアニメーション。とても温かみがあります。

とにかく気楽ーに観てほしい作品です。


監督・脚本 : ジェニファー・フラケット&マーク・レヴィン
原作 : ウェンディ・オルー
出演 : ジョディ・フォスター 、 アビゲイル・ブレスリン 、 ジェラルド・バトラー
9月6日より丸の内ピカデリー他でロードショー
HP=http://www.shiawase1.jp/


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