をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

キリング・ショット (映画)

2012年03月20日 | 映画
映画「キリング・ショット

最近は軽自動車のCMで大物スター振りを披露している(?)ブルース・ウィリス出演のこの映画。
でも、主演ってわけではありません。登場人物のうちの1人。もちろんここでも「大物」役ですが。

さて、登場人物がいっぱいで、大物俳優も無名俳優も関係なくドラマの一コマ、時系列が行ったり来たりしながら進むクライム・ストーリーといえば、タラちゃんの「パルプ・フィクション」やガイ・リッチー監督「ロック・ストック&トゥー・スモーキングバレルズ」を思い出しますが、そういった作品へのオマージュ作品なのかな? って感じです。
(あ、あとジャンルは違うけど「パリ・テキサス」風の男性も出てきます。)

まぁ、メインのチンピラをあんちゃんからねえちゃんに変えただけで、大体お決まりのパターンです。
演技派のフォレスト・ウィテカーが出てるけど、クライムサスペンス的などーしようもないあんちゃんとは違って、「ER(後半シリーズ)」や「ラスト・キング・オブ・スコットランド」でもこの役でも、精神疾患的な湿度をしつこく演技するためスカッとした感じがないのが困りもの。スピード感がグッと落ちます。

ブルース・ウィリスの真っ赤なビキニショーツ姿もどんなもんでしょ。巣鴨の商店街かと思ったよ。顔もCMと違ってげっそりしてるし。

でも、水戸黄門や渡鬼ファンがいるように、こういうシチュエーションが好きな人にとってはたまらないかも。
重厚さや感動だけが映画じゃないのが、映画のよさなんだから!

4月7日よりロードショー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする