映画「英国人の手紙」
舞台は南部アフリカのナミブ砂漠。
父親の残した手紙を探しに、老小説家が旅をしていく話。
途中、手紙を見つけた2人の若者の話が挿入され、サイの角の密売や、内線、兵役逃れで辺境の部族村に行き、祈祷師の女性と出会って結婚したりといった話も現代のアフリカを垣間見させてくれる。
特に、辺境の地の部族のシーンは、今でもこうやって暮らしている人もいるのだと、その風景とともに見る価値がある。
手紙や日記を最終的に手にし、主人公はどんな思いを持ったのだろう。
それは、焚火を一緒に囲んだ同行女性との会話で分かるだろう。
内容的には、単館映画館でかかるような感じの映画であった。