をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

映画「ハリー・ポッター 炎のゴブレット」

2005年12月12日 | 映画
有楽町マリオン19:00の回はガラガラでした。おこちゃまが冬休みに入る前に、おとなは急いで観に行きましょう!

前作よりずっと良かった!英国人監督のおかげでしょうか?(但し、G・オールドマンやD・シューリスなどいい役者は次回までおあずけです。)

原作のドラゴンとの対決シーンは、ハリーに焦点を当てスリム化でちょっと残念。他の選手の戦いぶりをチラリでも見せると、ホーンテールが当たってしまった大変さが良く出たのに…。でも、要所要所は押さえてます。
それから、最低の新聞記者リーター・スキーターのイヤさ加減は抑えられていますね。
そして、「あの人」は「イングリッシュ・ペイシェント」のレイフ・ファインズに。最近は2枚目より狂気の役が多いなー。
しかしなんといっても主役3人の青春期にある感情のぶつかり合いと友情をきちんと出してていた点が良い。
とにかく、見せ場続きの3時間です。
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映画「タブロイド」

2005年12月05日 | 映画
このストーリーは、最近日本で起こった事件を髣髴とさせる内容で、見終わった後もゾッと来るものがあった。犯罪者の狡猾さとともに、スクープを取りたいがためにどんどん事件に巻き込まれていくレポーターたちクルーの姿を通じて、報道のあり方に警告を発している映画だ。

南米エクアドルで「モンスター」と呼ばれている児童連続殺人鬼を追う事件と、不意に飛び出した子どもを轢いてしまった善良そうな男性へのリンチ事件の2つが交差する。
その間で、スクープをねらい、取材をするのが野心満々のレポーターだ。リンチ事件では殺人を食い止めたとして賞賛を得、町でサインや写真をねだられる。善良そうな男は少年を轢いたため、刑務所に入れられ、やはり刑務所入りした子どもの父親にいつ殺されるかと気が気ではない。身重の妻や子どものため、レポーターに不慮の事故であることを取材して助けてくれと懇願する。しかし、レポーターは大きな話題でないため無視しようとする。そこで男は「私はモンスターを知っている」とレポーターに取引を迫るのだった。のどから手が出るスクープにレポーターはどう対応したのか。
レポーターにはジョン・レグイザモ。「ムーラン・ルージュ」での画家ロートレック役が目に焼きついているが、今回の素顔での出演は、ハンサムでスタイルもよく、同じ俳優かという感じ。レポーターとしての駆け引きや焦燥などが南米という危険や貧困と隣り合わせの雰囲気により濃厚に感じられる。(もろそうな細い橋でつながれた水上のあばら家なども出てくる)監督はアルフォンソ・キュアロンが見出したとのこと。
かなりラストはヘビーだ。レポーターがどうしたかもあるけど、最後の音が観客には忘れさせないぞ、という監督の意図を感じる。
1月下旬 ロードショー
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テレビドラマもすてたもんじゃない

2005年12月03日 | 映画
今日、撮り溜めておいたフジのドラマ「女の一代記」、越路吹雪版(天海祐希主演)と杉村春子版(米倉涼子主演)を見た。
久々にドラマを堪能させていただきましたワイ。

バラエティに席巻されて、テレビは見ても見なくてもおんなじって感じの昨今。そんな中でこういうドラマも作れるんだぞという気概を見せてくれたのはこれらのドラマだけではありません。先ごろ放送の「太宰治物語」(豊川悦司主演)や「日本のシンドラー杉原千畝物語」(反町隆司主演)、「ハルとナツ」も見ごたえがありました。やっとドラマが息を吹き返してきた感じで嬉しいですね。

もちろん、バラエティーも好きですが、ドラマや映画などに挟まれつつも大健闘という時が一番面白いのです。少し売れると司会ばかりやっているのではなく、違う分野の人も交えてお笑いで切磋琢磨する場面が見たいですね。「ドリフ」「ひょうきん族」のように。

ドラマに話を戻せば、外国ドラマが高視聴率を稼いだように、ドラマを見る層が減ったわけではないのです。見ごたえのあるドラマがあってこそ、青春ドラマやお気楽ドラマも見たくなるのです。昔は「事件」のような骨太なドラマがあったかと思えば、「飛んだカップル」のようなお馬鹿なドラマもあり、両方見ごたえあったんです。
是非、製作者の皆さん、いいドラマ作って見せてください。期待しています!
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屋形船に乗ったよ!

2005年12月01日 | イベント
思いもかけず屋形船にお誘いいただき、久々に乗ってまいりました。
これで人生2回目の乗船です。
水上バスと違ってお座敷感は気の置けない仲間と過ごす、おつで粋なものですね。以前は蒲田方面から乗船~お台場へのコースでしたが、今回は勝鬨あたりから、レインボーブリッジをくぐりお台場へのコースでした。
見せ方も昔と変わり、ビューポイントが近づくと、船内の照明が真っ暗に。永代橋の青や、この日だけ青にライトアップした東京タワーが美しかったです。
それからこの屋形船の屋根上には観覧席があり、お台場近くでは外に出てクリスマスツリーを肴に話が弾みました。きれいだったー。
少人数では乗れないので貴重な、しかも楽しいひと時でした。
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