浜田、リハビリカレッジ島根 サッカーチームと連携協定

2020/10/20火曜日、山陰中央新報、文字おこし

浜田、リハビリカレッジ島根
サッカーチームと連携協定
現場での経験が一番

四年生専門学校のリハビリテーションカレッジ島根
(浜田市三隅町古市場)が、浜田市を拠点にする
フットサルチーム「ポルセイド浜田」と、サッカー
クラブ「ベルガロッソ浜田」の2チームと連携協定を
締結した。理学療法学科の学生が、けがをした選手の
復帰支援やチーム力向上に協力しつつ、
スポーツ現場での経験値を高めるのが狙い。

理学療法学科には、現在、1から4年生の計91人が
在籍。トレーナーなどスポーツ選手と関われる現場
への就職を目指す学生が多数いる一方、現場で経験を
積めるカリキュラムがなかったため、
両チームに連携を打診した。

協定は11月にスタート。学科の学生が教員の助言を
受けながら、けがをした選手の復帰に向けた
トレーニングを進めるほか、効果的な動作を
分析する機器を活用し、競技力向上
についてもアドバイスする。

このほど同校であった締結式で、
岩谷百合雄理事長(75)が、「それぞれの良いところを
引き出しながら、強いチーム、良い学生を
育てていきたい」とあいさつした。

ポルセイド浜田は日本フットサルリーグ2部(F2)
に所属。三井茂代表(43)は「将来的には、地域貢献
できる仕組みにしたい」と話し、中国サッカーリーグ
に参戦するベルガロッソ浜田の
沖野賢治代表理事(36)は「若い選手が多いので、
同世代の学生とよくコミュニケーションを
取っていきたい」と抱負を述べた。(三浦純一)



12月17日（木）閲覧数:660PV 訪問者数:365人