青森県内サッカー3チーム 会見で早くも火花／8月に対抗戦

2021/5/1、東奥日報文字起こし

ヴァンラーレ、ラインメール、ブランデュー
青森県内3チーム　初の対抗戦
サッカー　8月、リーグ中断期間に

J3ヴァンラーレ八戸は4月30日、東京五輪開催による
リーグ戦中断期間を活用し、8月14日に八戸市の
プライフーズスタジアムで、ラインメール青森
(日本フットボールリーグ)、ブランデュー弘前
(東北社会人リーグ1部)との3チーム対抗戦を行うと
発表した。所属リーグの異なる3チームが一堂に会して
試合をするのは初めて。関係者は「『真夏のサッカー
フェスティバル』として、多くの県民に楽しんで
もらいたい」と意気込む。

ヴァンラーレと同様、ラインメールとブランデューも
Jリーグ入りを目指す本県(青森県の)チームだが、それぞれ
所属するリーグが異なるため、サッカー日本一を決める
天皇杯の県予選以外の公式戦で顔を合わさる機会はない。

同一県内のライバルが所属するリーグを超えて対戦
するのは、J1柏とJ2千葉によるプレシーズンマッチ
「ちばぎんカップ」が有名。3チームによる対戦は、
ライバルの3市が競い合う本県(青森)ならではの
企画で、全国的にも話題を呼びそうだ。

ヴァンラーレによると当日は試合のほか、子ども
サッカー教室やお楽しみ抽選会、飲食ブース出店
なども予定。試合や開会式の様子は動画投稿
サイト「ユーチューブ」で生配信する。

開催の経緯や詳細は5月9日、ラインメールと
ヴァンラーレが天皇杯本戦を懸けて戦う県サッカー
選手権決勝後、3チームの関係者が記者会見して
発表する。(成田亮)



青森県内サッカー3チーム　会見で早くも火花／8月に対抗戦
2021/5/10、東奥日報

大会ポスターを手に記念写真に納まる左川崎（ブランデュー弘前）、
金（ラインメール青森）、新井山（ヴァンラーレ八戸）の各キャプテン
＝八戸市のプライフーズスタジアム

　8月14日に青森県八戸市のプライフーズスタジアムで
初の対抗戦を行うヴァンラーレ八戸（J3）、ラインメール青森（JFL）、
ブランデュー弘前（東北社会人リーグ1部）の3チームが9日、
同スタジアムで合同記者会見を開いた。各チーム主将が
「熱い試合をしたい」「負けるつもりはない」と早くも火花を散らした。

　県内3市に拠点を置くクラブによる三つどもえ戦は、
ヴァンラーレが他の2チームに呼び掛けて実現。企画した同クラブの
菅原康平取締役事業統括本部長は「コロナでスポーツ界が
沈滞ムードの中、夢や希望を与えるイベントにしたい」と説明した。

　試合は45分1本の総当たり戦。勝利で勝ち点3、引き分けで同1を獲得し、
勝ち点の合計が並んだ場合は得失点差で順位を決める。

　会見でヴァンラーレの新井山主将は「県全体に明るいニュースを
届けられるよう頑張る」、ラインメールの金主将は
「3チーム力を合わせて、熱い試合をしたい」、ブランデューの川崎主将は
「カテゴリーは一番下だが、負けるつもりはない」と抱負を述べた。

　三つどもえ戦は県民共済が特別協賛。サッカー教室や
3市のグルメコーナーなども企画し、約8時間に及ぶ
一大フェスティバルとなる。チケットは一般が800～1400円、
小中高生が300～1200円で、6月1日販売開始。
問い合わせはヴァンラーレ八戸（電話0178-38-6644）へ。




7月21日（水）閲覧数:514PV 訪問者数:298人