ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

農業しながら社会人サッカー 和歌山県へ選手の移住始まる

2022-03-28 | Weblog
https://www.agara.co.jp/sp/article/177923

農業しながら社会人サッカー 和歌山県へ選手の移住始まる

選手寮に住み始めた南紀オレンジサンライズFCの森永純平代表
と鴻野佑斗選手。峯上裕樹監督=和歌山県田辺市高雄2丁目


 和歌山県紀南地方を拠点に「移住」と「農業」を
組み合わせた新しい形のサッカークラブを目指している
「南紀オレンジサンライズFC」の選手やスタッフが、
田辺市内の寮に住み始めた。クラブは15日から本格的に
活動を始め、今春開幕する県社会人3部リーグに参入する。
チーム力の向上を目指しながら、労働力不足の
解消など地域の課題解決に取り組む。


 南紀オレンジサンライズFCは、森永純平代表(33)=大阪府=が、
日本一の梅産地である田辺市とみなべ町で特色のあるチームを
つくろうと発案した。約2年前から、ツイッターやインスタグラムなどの
会員制交流サイト(SNS)でチームの理念を発信し、
全国から選手やスタッフを集めた。紀南の企業や
農家も回り、協力を呼び掛けた。

 現在、選手20人の加入が決まっている。
田辺スポーツパークや上富田スポーツセンターで
週に3日程度練習する。
同時に、梅加工会社や放課後デイサービス、梅や
ミカンの農家など約20カ所で働く。

 選手寮は、JR紀伊田辺駅の裏手(田辺市高雄2丁目)にある元旅館。
既に森永代表と鴻野佑斗選手(23)が住んでいる。残りの選手も
チームが始動するまでに随時引っ越してくるという。
近くのゲストハウス跡でも数人が共同生活をする。

 鴻野選手は神奈川県の社会人チームに所属していたが、
SNSでサンライズFCを知り「サッカーをしながら
地域貢献ができる。農業もしてみたい」と、
チームに入って移住することを決めた。

 峯上裕樹監督(26)=大阪府=も、田辺市内に家族で移住した。
これまで、クラブチームの指導やサッカー教室の運営に携わっていたといい、
サンライズFCの理念に賛同した。
「どのサッカークラブもコロナ禍で運営が厳しい。そんな中、
選手の働く場が必要なクラブと、若者を求めている地域にとって
互いのニーズに合った取り組み。新しいモデルケースになる」と期待する。

 チームの目標は、2年で県1部リーグに上がり、
3年以内に天皇杯の本戦に出場すること。強化部長を兼ねる
峯上監督は「まちおこしの先に結果が伴えば、
地域に与えるインパクトが大きい」と話している。



紀南地方で新たに発足する社会人サッカークラブ
「南紀オレンジサンライズFC」には、地域に根付き、
必要とされるクラブになってほしい。

田辺市やみなべ町は、全国有数の梅とミカンの産地。
一方で農家の高齢化や後継者不足などで人手が不足
している。サンライズFCの選手は主に20代前半。
若い力が期待されている。

紀南では似たような取り組みがある。田辺市を拠点に
活動して6年目になる野球独立リーグの
「和歌山ファイティングバース」だ。選手は市内や
周辺地域の農家や飲食店、
建設会社などで働きながら夢を追っている。地道な
取り組みが地域に認められ、ファンが増えている。

県内にプロのサッカークラブはない。「和歌山では
育成年代の選手が県外へ流出していると聞いている。
自分たちの役割は思っているよりも大きいかもしれない」
と、サンライズFCの峯上監督。地域のサッカーの
盛り上げにも期待したい。(保富一成)


https://news.yahoo.co.jp/articles/0bb1e3545f6f8962c0c991627bfb59e1fd324fab

サンライズFCが始動 「地域で必要とされるクラブに」
2/16(水) 16:37配信

初めての合同練習をする南紀オレンジサンライズFCの選手
(15日、上富田スポーツセンターで)

 和歌山県紀南地方で発足した社会人サッカークラブ
「南紀オレンジサンライズFC」が15日、
上富田町朝来の上富田スポーツセンターで初めての合同練習をした。
県社会人リーグ3部に参入し、より上のリーグを目指す。
移住した選手らが仕事をしながら、農業の
人手不足など地域課題の解決にも取り組む。


 「移住」「農業」「サッカー」を
融合させた新しい形のクラブを目指す。
現在、県外の社会人クラブや大学などで
プレーしていた選手21人の入団が決まっている。

 初練習は、移住を済ませた選手ら11人が参加した。
峯上裕樹監督(26)は「今日を和歌山サッカー界の
大きな一歩にしたい。ひたむきに、地域の期待を
かみしめながら、いいシーズンを送ろう」と呼び掛けた。

 選手たちはスクワットなどのトレーニングやパス回しの後、
ミニゲームをした。今季は最大で25人ほどの選手で
活動する予定といい、峯上監督は選手の力を
見極めようと熱い視線を送っていた。

 ブラジル出身で、千葉県の社会人チームに所属していた
松永ジョシマル選手(22)は「チームみんなで家族になり、
どんどん上を目指していく。子どもにサッカーを教えるのも好きなので、
地域では積極的に人と関わっていきたい」と、抱負を語った。

 森永純平代表(33)は「まずは地域に溶け込み、
必要とされるクラブになりたい」と話した。






3月27日(日)閲覧数:704PV 訪問者数:480人

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