https://news.yahoo.co.jp/articles/fd3914013abef044de760a2b11439697f0dacdf2
「今できることを」 元プロサッカー選手・小山さん語る
子どもたちに「夢持って」／兵庫・丹波篠山市
24/1/6(土) 8:10配信
丹波新聞
児童とのサッカー対戦で華麗なプレーを見せる小山拓土さん
＝兵庫県丹波篠山市東浜谷で
著名な卒業生から学ぶ「夢プロジェクト」を展開している
兵庫県丹波篠山市の岡野小学校で、同市唯一のプロサッカー選手だった
小山拓土さん（40）が講演し、児童たちとサッカーをして交流した。
小山さんは「何か一つ夢を持ってほしい」と語りかけた。
児童を前に講演する小山さん
小山さんは2歳差の兄の影響で、小学3年から
地元の篠山FCでサッカーを始め、
6年生時には県選抜に選ばれた。篠山中学校の部活動でサッカーを続け、
高校は名門、滝川第二のセレクションに合格。1年時に
全国選手権ベスト4に貢献した。2001年、当時J1だった
ジェフユナイテッド市原に入団。04年にJFLの大塚製薬、
05―08年はJ2だった徳島ヴォルティスでプレーし、
リーグ戦で通算5得点を挙げた。
09年から社会人のバンディオンセ加古川でプレーし、
11年に引退した。ポジションは高校生までフォワード、
プロになってからは主にミッドフィルダーで活躍した。
現在は大阪市のイーデススポーツクラブで
子ども向けにサッカーや体操を教えている。
講演で小山さんは、「10歳の時にJリーグが開幕し、
サッカー選手がかっこよく見えて、Jリーガーになるという夢を持った。
小中学校ではサッカーに打ち込み、国立（競技場）でプレーしたい
という小学生からの目標を高校1年時にかなえた」と振り返った。
高校は寮生活で、「人として大事なことも教わった。
相手の目を見てあいさつすることを徹底し、
知らない人でも校内にいる人にはあいさつした。
あいさつを大事にしてほしい」と呼びかけた。
児童たちからは、プロ時代の練習時間や、
けがをしたときの過ごし方のほか、小学生時代に
サッカー以外でやっていたスポーツを聞かれると
「ミニバスケットボール、ソフトボール、水泳」と答えた。
「夢をかなえるために必要なことは」との質問には、
「夢をかなえるための行動を逆算して考えて。
自分が今できることをやることが大切」とアドバイスを送った。
講演後はグラウンドで、「ドリームマッチ」と称して児童18人が、
小山さんと保護者の計7人と対戦。児童たちが
小山さんのドリブルやパス、シュートを体感した。
5年生の児童は「トラップとかパスの時に周りの状況をすごく見ていた」
と感心。6年生の児童は「諦めない心が大切だと思った」と話していた。
引用以上
上記の記事は、昨年11月24日(金)に、行われたもの
との事。そのうえで。
小山拓土さん。上記にあるように、滝川第二高校にて
林丈統さんら後のJリーガーになるような選手たちと
切磋琢磨し、その林丈統さんを追いかけるような形で、
01年にジェフ市原に入団。03年には出場機会にこそ
恵まれなかったものの、あのイビチャオシム監督
の指導を受けた数少ない選手の一人。
その後は、徳島ヴォルティスを名乗る前の大塚製薬。
そして徳島ヴォルティスの一員として、
J2参入を果たした初期のメンバー。しかし
ここでも出番は少なく、08年末に契約満了。
翌2009年、どういうツテなのか未だに私はよく
承知していないが、バンディオンセ加古川に加入。
(私の記憶では高砂市内の建設会社で)働きながら、
サッカーを続けるという選択をする事に。
しかも、当時は火水金の週3夜練習で、グラウンドは
日岡山グラウンドのコート半分しか使えない今の
チェントクオーレハリマとは、違った環境。
その当時のバンディオンセは、地域決勝に進出するも
JFL昇格に失敗し、経営悪化。プロ契約をしていた
選手の多くは加古川を離れ、アマチュアクラブ
として、再起しようとした矢先の加入。しかも、
Jリーグ経験者という事で、数少ないクラブの光だった
事を思い出す。加入後は勿論、レギュラー。
GK以外は、どこのポジションでも起用されたのでは
ないかというくらいに、色んなポジションで出場。
セットプレーのキッカーも務めていた。当時の橋本
雄二監督からも、信頼されていたやに記憶する。
09年は、シーズン途中の大量の選手退団、
10年は、KSLカップ優勝、11年は地域決勝出場と、
今は無くなってしまったが、バンディオンセ加古川
の礎を築いてくれた功労者の一人。
話をした事はなかったが、当時のバンディオンセの
ベストプレーヤーだった事は間違いない。
そんな彼の近況を知る事が出来、よかった！
