茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

七夕といえば・・・ 高島屋美術画廊探訪

2021-06-25 15:12:50 | 掛物・禅語
 昨日、蛍のお道具をご紹介しましたので、今日は七夕のお道具を。
ほ、ほ、螢こい、恋? 高島屋美術画廊探訪

 七夕といって思いつく言葉はなんでしょうか?
 七夕が近くなると、最近は小さい頃歌った歌を口ずさんだりします。

 ささのは さらさら のきばに 揺れる
 おほしさま きらきら きんぎんすなご

 ごしきのたんざく わたしがかいた
 おほしさま きらきら 空から 見てる



 今の子供たちは、軒端とか金銀砂子ってわかるかしら?

 五色の短冊は、「青、赤、黄、白、黒(紫)」色の短冊。
 七夕の由来となる中国の「乞巧奠」という行事では、
 裁縫の上達を願う女性が針に5色の糸を通したものを飾る風習があって、
 五色は中国の陰陽五行思想に由来するもの。
 日本では五色の糸が五色の短冊に変わったわけです。


 七夕といえば、やはり笹の葉、そして短冊は外せませんね。
 今年はどんな願い事を書きましょうか。







 そして、糸巻。こんなに色々ありました。色合いや形で味わいが違います。









茶杓の銘も、七夕、銀河、牽牛。




 他にも夏らしいこんなお道具もありました。

源氏香モチーフの香合


涼し気な形と生地の香合


今さかりの紫陽花


 
 今年も皆が落ち着いて平和に幸せに暮らせる日が早く来るように短冊に願いを込めたいと思います。



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