2009年もあと2週間余り。今週、客人があることもあって週末に大掃除の第一弾を済ませた我が家、まだまだ汚い所だらけですが、窓を磨いたり、床を拭いたりしていると清々しい気持ちになっていきました。普段からのこまめな掃除も大事ですが、一年の溜まった塵を払うという作業は心の塵も取り除いてくれるようで、いいことだなあと実感しました。
今週末、来週末と少しずつひとつひとつ済ませて、年末には家も自分の心もすっかりきれいになって新年を迎えたいものです。
塵を払うで思い出したのが、物忘れが激しいながらもブッダの高弟となったシュリハンドクの話です。
茗荷の話
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/e8a9d87df949fe5dd005fa391deb2ee3
日々切々と塵を払っているだけでも見えてくるものがあるというのもうなづけます。
11月の淡交タイムズで大宗匠がお話の中でもこのシュリハンドクについて書かれ、最後にこう結んでおられました。
”茶の道でも、稽古に入れば手前の順序ばかりにとらわれて本質を見失ってしまう人が多いようです。覚えるのではなく、身につけようとする素直さが大切なのです。
皆さんも、心の塵と垢を取り除き、素直な心で一椀を呈していかれるよう念じます。”
いろいろなことに考えを巡らしたり、悩んだりして日々が過ぎていきますが、やはり年末年始くらいは嫌なことは忘れて清らかな気持ちで迎えたいですね。
来年はぼちぼちとお茶のお稽古を始めるつもりでいます。一年のブランクですが、初心に帰ってお稽古を始めたいと思います。
今週末、来週末と少しずつひとつひとつ済ませて、年末には家も自分の心もすっかりきれいになって新年を迎えたいものです。
塵を払うで思い出したのが、物忘れが激しいながらもブッダの高弟となったシュリハンドクの話です。
茗荷の話
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/e8a9d87df949fe5dd005fa391deb2ee3
日々切々と塵を払っているだけでも見えてくるものがあるというのもうなづけます。
11月の淡交タイムズで大宗匠がお話の中でもこのシュリハンドクについて書かれ、最後にこう結んでおられました。
”茶の道でも、稽古に入れば手前の順序ばかりにとらわれて本質を見失ってしまう人が多いようです。覚えるのではなく、身につけようとする素直さが大切なのです。
皆さんも、心の塵と垢を取り除き、素直な心で一椀を呈していかれるよう念じます。”
いろいろなことに考えを巡らしたり、悩んだりして日々が過ぎていきますが、やはり年末年始くらいは嫌なことは忘れて清らかな気持ちで迎えたいですね。
来年はぼちぼちとお茶のお稽古を始めるつもりでいます。一年のブランクですが、初心に帰ってお稽古を始めたいと思います。
よいお年をお迎えください。
そのおかげで、後輩にもお茶は掃除が一番大事と言ってます。
大宗匠のお言葉をお借りすれば
茶道を長く積めば点前の順序ばかりとらわれてはいけないことに気づき、本質はその先にあることを学びます。
心の塵と垢を取り除く素直な心、すなわち謙虚な心構えがないと永遠に茶の道を究めること出来ないとおもっています。
私は茶道を始めてまだ40年、まだまだ修行がたりませんので、地位や名誉ほど心・精神を高めることに邪魔になるものは無いと思っています。
いつも自分は底辺の人格であると自覚していれば、謙虚に年下の後輩・若い方の知識も素直に吸収でき、自分の糧にできるとおもいます。
おごりや傲慢さ…この気持ちが湧き出てこないよう、湧き出ていないか自問する、この戦いと反省です。
利休さんの「ただ一向問取する」この言葉がすきですね~。
“心の塵と垢を取り除き、素直な心で一椀を呈していかれるよう念じます。”
ハイ…そのようにがんばります!
前回もコメント送らせていただきましたが、また届かなかったようですね。
今回は届くことを祈っております!
確かに私も点前を覚えよう覚えようと思っていました。”身につける”=自然に体が動くようになるには何度も何度も繰り返して体得して、コンスタントに続けていくしかないのでしょうね。
ぶりさんもよいお年をお迎えください。
>「お茶で一番大切なのは掃除ぞ~」と怒鳴られた記憶があります。
確かにそうですね。大学時代も皆で畳を乾拭きしてから準備を始めてたことをふと思い出しました。
私も最初は点前の順序を覚えることに必死でしたが、そのうちその奥にある本質に気付き、本当の意味で茶の世界の扉が開かれた気がしました。
おっしゃる通り謙虚な心構えは茶でも他のことでも大切なことですね。
>前回もコメント送らせていただきましたが、また届かなかったようですね。
そうでしたか?皆さまから頂いたコメントは、まったく関係のない内容以外は全部公開させて頂いておりますので届いていないようです。