先日、朝日新聞 折々のことばで、
「一期二会」いちごふたえ
という言葉に出会いました。
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一期二会 大橋洋平
緩和ケア医は、がんを患ってから、一期一会ではなく「次また会える」という出会いを願うようになったという。それが一期二会。独語の「アウフ・ヴィーダゼーエン」や中国語の「再見」なども再開を期す別れの挨拶。日本語の「さようなら」はその点、これが最後かもという哀感や、「会うは別れの始め」との諦念が漂い、やるせない。
NHK「ラジオ深夜便」4月号から。2020.4.20
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大橋洋平さんという方に興味をもって、ネットで検索すると
明日への言葉 大橋洋平
https://asuhenokotoba.blogspot.com/2019/12/blog-post_24.html
がんと闘う緩和ケア医 講演で訴え 傾聴大切に 信頼築いて
https://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/list/CK2020012802000205.html
”新しい出会い、再会、こととの出会い、
ものとの出会い、この出会いが支えになっています。
「一期一会」という言葉は好きですが、自分でアレンジして「一期二会」、
最初で最後だったら再び会えない可能性があるが、
次にまた会いたいという出会いにしたい。”
とありました。
茶道では「一期一会」という言葉がよく使われます。
山上宗二記で利休様の言葉として書かれた
「路地ヘ入ルヨリ出ヅルマデ、一期ニ一度ノ会ノヤウニ、亭主ヲ敬ヒ畏(かしこまる)ベシ」という一文からきています。
それは、茶会に臨む際には、その機会は一生に一度の出会いであると思って、
主客ともお互いに誠意誠意を尽くしなさいという心構えを表しています。
やがて、茶会に限らず、
「出会っているこの時間は、二度とは来ないたった一度きりのもの。
だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高の時にしよう」という意味や、
「もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」と戒める言葉としても使われるようになりました。
コロナの影響で、人に会うということが難しい日々が続いています。
もちろん、オンラインなどで会ったりすることもできるわけですが、
これまでのように誰とでも自由にいつでもというわけではありません。
こうなってみると、当たり前だと思っていた「人に会う」ということは、
実はいつも「一期一会」だったのだと思われます。
今回、大橋さんの「一期二会」を聞いて、これからは、人との出会いにおいて、
「一期一会」の心構えで、「一期二会、三会」を願いたいと思いました。
そして、人に会う時は、その時とその人と全力で向き合うような気持でありたいと思います。
私がこのブログに書いた最初の記事も「一期一会」でした。
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/6355d661573db3ca8985ba76e30e469e
ブログ開設1周年、2周年、3周年は、感謝をこめてブログを書いていました。
一周年
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/99ffd13ae91f6905bed751be0e013e1e
二周年
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/b8f7fa6034b707ab4980277181b1a62f
いつしか、何周年と数えることもなく、続いてきましたが、
今年、2020年5月29日は、15周年!
「一期二会」という言葉のおかげで、認識することができました。
この15年の間に、ブログのおかげで色々な方と知り合い、出会って、豊かな時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。
これからも宜しくお願い致します。
「一期二会」いちごふたえ
という言葉に出会いました。
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一期二会 大橋洋平
緩和ケア医は、がんを患ってから、一期一会ではなく「次また会える」という出会いを願うようになったという。それが一期二会。独語の「アウフ・ヴィーダゼーエン」や中国語の「再見」なども再開を期す別れの挨拶。日本語の「さようなら」はその点、これが最後かもという哀感や、「会うは別れの始め」との諦念が漂い、やるせない。
NHK「ラジオ深夜便」4月号から。2020.4.20
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大橋洋平さんという方に興味をもって、ネットで検索すると
明日への言葉 大橋洋平
https://asuhenokotoba.blogspot.com/2019/12/blog-post_24.html
がんと闘う緩和ケア医 講演で訴え 傾聴大切に 信頼築いて
https://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/list/CK2020012802000205.html
”新しい出会い、再会、こととの出会い、
ものとの出会い、この出会いが支えになっています。
「一期一会」という言葉は好きですが、自分でアレンジして「一期二会」、
最初で最後だったら再び会えない可能性があるが、
次にまた会いたいという出会いにしたい。”
とありました。
茶道では「一期一会」という言葉がよく使われます。
山上宗二記で利休様の言葉として書かれた
「路地ヘ入ルヨリ出ヅルマデ、一期ニ一度ノ会ノヤウニ、亭主ヲ敬ヒ畏(かしこまる)ベシ」という一文からきています。
それは、茶会に臨む際には、その機会は一生に一度の出会いであると思って、
主客ともお互いに誠意誠意を尽くしなさいという心構えを表しています。
やがて、茶会に限らず、
「出会っているこの時間は、二度とは来ないたった一度きりのもの。
だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高の時にしよう」という意味や、
「もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」と戒める言葉としても使われるようになりました。
コロナの影響で、人に会うということが難しい日々が続いています。
もちろん、オンラインなどで会ったりすることもできるわけですが、
これまでのように誰とでも自由にいつでもというわけではありません。
こうなってみると、当たり前だと思っていた「人に会う」ということは、
実はいつも「一期一会」だったのだと思われます。
今回、大橋さんの「一期二会」を聞いて、これからは、人との出会いにおいて、
「一期一会」の心構えで、「一期二会、三会」を願いたいと思いました。
そして、人に会う時は、その時とその人と全力で向き合うような気持でありたいと思います。
私がこのブログに書いた最初の記事も「一期一会」でした。
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/6355d661573db3ca8985ba76e30e469e
ブログ開設1周年、2周年、3周年は、感謝をこめてブログを書いていました。
一周年
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/99ffd13ae91f6905bed751be0e013e1e
二周年
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/b8f7fa6034b707ab4980277181b1a62f
いつしか、何周年と数えることもなく、続いてきましたが、
今年、2020年5月29日は、15周年!
「一期二会」という言葉のおかげで、認識することができました。
この15年の間に、ブログのおかげで色々な方と知り合い、出会って、豊かな時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。
これからも宜しくお願い致します。
”また会いたい”と言う意味で一期二会、素晴らしい発想です!
友人と別れる時など「さようなら、じゃまたね!」とよく言いますが正にそれですね。
一期二会・・・新しい四字熟語としてしっかり覚えておきたいと思います。
健康だと次に会えるのが当たり前のような気がしていますが、今回のコロナのことにしろ、実は次に会えるというのは奇跡のようなことなのかもしれませんね。
私もある程度の年齢になったので、誰かからお誘いがあったり、思い立つと、会える時に会っておこうと思うようになりました。
一期二会、また会いたい!
大事にしていきます。