Mレポート

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セピア色のインク開発

2005-10-09 10:56:05 | 日常生活等トピックス

「セピア色」という言葉ギリシャ語でイカ墨という意味なんですね。

だからイカ墨を使って昔は字を書いていたこともあるようです。 そのセピアのインク顔料の欠点にじむを改良し、耐水性を備えたインクが開発されたようです。(10月9日ラジオ放送から)

イカ墨インクは西欧のレオナルド・ダ・ビンチやレンブラントが好んで使ったとのことで「レンブラントインク」とか呼ばれたり、その時代のノートやデッサンにはセピア色の作品が多くあるようです。

日本でのイカ墨のセピアインクは、鳥取民芸運動の父・吉田璋也がイギリス人の陶芸家・バーナード・リーチが日本に持ち込んだイカ墨インクに興味を引かれ、鳥取大学農学部の農学博士・河崎武矣とともに共同開発、1936年特許を取得した。独特なインクの色合いと光に色あせしないのが特長で、絵の具や付けペン用のインクとして使用され、1960年ごろまで販売されていたという。今回はその復刻版として新たに超微粒子加工をすることにより、インクが詰まりをなくし、耐水性を持ったインクを開発。
 吉田璋也の名前をとって「璋也の記憶」という商品名で一個(50ml)16800円、限定100個で販売。西洋紙はもちろんだが、和紙とも相性がいい。濃淡が出るので、はがきや書、絵など幅広く使えるそうです。
値段も高いし、限定100個ですからちょっと買えないですね。

<イカ墨インク>
作り方はイカ・タコの墨を乾かし、アルカリ液に溶かし、希塩酸で沈殿させて作る、黒茶色の絵の具。水彩画・ペン画素描に用いる。イカの一種 コウイカは学名をセピアという。いわゆる「セピア色」は、コウイカの墨で作ったインクに由来する。イカ墨のインクは時間がたつにつれて薄茶色くなる。この色がセピア色の語源です 。

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