借り物の富士フィルムX-H2Sとレンズ2本。
なんだかんだで「小一月」使わせてもらっています^^v
天気やら被写体(野鳥)やら関節痛やら仕事の休日やらの関係で、そんなに多くはシャッター切ってはいないんですけど大いに楽しませてもらえました。
でもね~・・・^^;
私の根が貧乏性なせいなのか、「使い倒してやってくれ!」という貸してくれた友人の言葉とは裏腹に、どうしても一歩引いた使い方になっちゃうんですよね~・・・^^;
(その分、設定とかは弄り倒しましたけどね・・・^^v)
で!私に合うカメラかどうかって云う話なんですが、「やっぱりミラーレスって使いにくい!」が正直な感想です。
【使いにくさ その1】
先ずはなんて言ったって、「EVF(デジタルファインダーですね)」の見辛さ。
EVFの調整をしてOVF(一眼レフのミラーを介したアナログファインダー)に近づけることは出来るんですが、OVFに慣れちゃってるのでEVFだと酔ってしまう感じ・・・。
【使いにくさ その2】
設定の階層が深すぎ!
一眼レフと比較して「出来ること」がやたらと多いし、ユーザーの使い心地改善を考慮しているようなので仕方ないとは思うんですけど、撮影のシチュエーションごとにもう少し大雑把に分けてもらって、その先の階層が深い感じにしてほしいなぁ・・・。
【使いにくさ その3】
SIGMAの大口径標準ズーム使ってる時はあまり感じませんが、タムロンの150-500使うと感じること。
焦点距離によってピントが全く来ない!!!
状況によっては、我がポンコツK-3+SIGMA120-400のほうが数段歩留まりが良い!
しかも、ボディ内手ぶれ補正が優先なせいか、ファインダー像が揺れまくり。
(私もボディ内手ぶれ補正の先駆者的なPENTAXユーザーですのでその辺りは周知していますけど、望遠レンズだとレンズ補正でファインダー像が止まってほしいなぁ・・・。社外望遠ズームしか使ったことがない弊害ですがね・・・^^;)
【使いにくさ その諸々】
後は「消えない肩液晶」とか「価格の割に安っぽいカメラボディの各種「蓋系」」とか「タムロンレンズの逆回転ズーム」とかがどうにもこうにも感覚とズレる!
メリット的な部分としては、USB充電可能とかブルートゥース搭載とかバリアングル液晶でローアングルが楽だとか、今どきカメラなら普通な機能ばかり・・・。
ただね、フィルムシミュレーションのクラシッククロームの質感は好きです!
で、今日の写真はこちら。
これがX-H2S。
これがK-3Ⅱ。
ホントはね、どちらもJPEG撮って出しにしたかったんですけど、RAWで現像です。
現像条件は同じ。トリミングやリサイズも同条件です。
それでこの違い!!!
甲乙は個人の好みに左右されるところですね。
(私的には風景に関してはK-3Ⅱの軍配かな?)
我が愛機とは全く違う最新機種を、最新レンズごと(まぁレンズなきゃ撮れませんが・・・^^;)躊躇なく貸してくれた友のお陰で、「今どきカメラってこんなんなんだ!」とか「プリ連射スゲ~!!!」とか体験出来ましたので感謝しかありません。
カメラとかレンズって車や道具と同じで、自身の感覚や感性との合致がないと惚れ込めないと感じています。
此度は最新の素晴らしいカメラやレンズをお借りできましたが、「これ買う?」と問われれば即座に「買わない!」といえます。
富士フィルムは「X-T3」の頃から気がかりでしたが、フラッグシップ機が合わなかったので、「我が次期マウント候補」から外れます。
(「X-H2S」がこうだと、「オリンパスのOM-1」も同じだろうなぁ・・・。)
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