学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

気をつけましょう

2007-01-30 | 教育
「発掘!あるある大事典2」の捏造問題が話題になっているが,
効果のほどが本当は科学的には検証されていないのに,
効果があるように喧伝されていくという意味では,
巷にあふれる,さまざまな効果的教育法や学校の宣伝などにも
似たようなものがあるのではないかと思えてくる。

ちょっとみてわかりやすい事柄ほど,
実はあやしいと思ったほうがよいようである。


最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
英語学習法も同じです。 (LⅢ80-4)
2007-02-02 10:51:38
「間違いだらけの英語学習法」、「なぜ日本人は英語ができないか?」、「だめ!その英語学習法」「などなど英語の学習法ひとつとっても巷にうじゃうじゃ即効的な学習法が紹介されている。どれも「多読はなぜだめか?」とか「シャワーのように英語を聞いてもできるようにはならない」と脅し文句は気がきいている。しかし具体的に何をやるかとなるとどれも曖昧模糊としている。あるいは首をかしげるような催眠療法だったりする。ところがいくら学生に「学問に王道なし」と説いてもあまり納得してはくれない。学生にはあくまでも面倒くさくなく即効力のある学習法がどこかにあるのではないかという期待があるのだ。そうした手品のような学習法を紹介できない私は無能だというわけだ。やれやれ。
返信する
Unknown (madographos)
2007-02-03 00:18:49
>LⅢ80-4さま。コメントありがとうございます。そういえば,「学問に王道なし」,最近,聞きませんねぇ。英語なら,旧版の『岩波英和辞典』をつくった田中菊雄のような人が,学問のモデルになるのではないでしょうか。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。