Asato-log

 沖縄で生まれて大阪を経て、現在NYで子育てと踊りの毎日です。最近弁当も始めました。

家族のかたち。

2012年06月10日 | 家族のこと


来年の九月にはプレKに通う息子の為に、セミナーへ。

人から聞いたばかりでは判断できないので、専門の方の話を聞いてそして引っ越し先を決めてしまおうというのが私たち夫婦の考えだった。

 いろんな人がいて、夫が非日本人・駐在さん・・・・いろいろな人たちが真剣に自分の子供の事で考えているのだなというのがとても感じられて、なぜかちょっとそこに感動した。

 NYでは駐在の奥さまは「ちゅーづま」、こちらで結婚した奥さまは「ローカル」って言われる。掲示板でも「ちゅーづま」と「ローカル」は結構熾烈な戦いを繰り広げている。私は「ローカル」だけどかなりマイノリティなローカルという立場にいて、正直どちらともほとんど付き合いがない。。。。ママ友コミュニティ見たいのも参加していない。。。それもあって不安でセミナーへ行ったんだけど、本当に皆さんそれぞれだと思った。



 駐在さんは仕事の都合で妻も子も一時的に異国の地へやってきて、子供なんて意味も解らずに言葉のわからないところに放りこまれる。親なんてその準備段階からひたすらストレスの連続だと思う。私には決してできない行動力と、子を思う気持ちだと思う。

 ローカルで異国の人と結婚した人だって、文化の違う国で文化の異なる人間と生活しながらもどこかでは日本人としてのアイデンティティーを大事にしてあげたいと思うからこのセミナーに来るんだろうなと思った。



 そう思うと、私達夫婦は日本人でお互いに目的を持ってNYにやってきて出会い結婚していて、依存感がお互いにないうえに息子はこっちで生まれていてアメリカ人でもある。最近はそこまで英語にも困ってないし、文化的に受け入れている割合がとても大きくなっている。そういう風に考えると、うちはラッキーだなと思った。

異国には居るけど、お互い日本人でぶれない感覚を夫婦で共有しているというのは強みだと思った。そしてなんだかとても前向きに考えようと思った。


 講師の方もおっしゃっていたのだけど、こういうセミナーが開かれるのは、アメリカは義務教育なのに自分から申し込まなければ何も始まらない事、そしてNYは本当にたくさんあって選ぶのが困難だという事。それって逆に考えれば、とても良い事なのだと思う。

この国だからこそできる自分達だけの家族の形、生き方を改めて見直す時だなと思った。とてもいい勉強だったな。







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