推測:悪魔崇拝の真意
いわゆる悪魔崇拝は、悪魔に帰依することではなく、悪魔を味方にすることではないか。なぜなら、この世を生きてみて思うことは、善霊(天使)よりも悪霊(悪魔)のほうが、どうしたって多いというのが、率直な感想だからだ。だから、いわゆる支配層は、みずからの存続のために、神の軍団だけでなく、悪魔の軍団をも、活用する術を心得てきたと、推測することができる。これはもちろん、「教科書」には無い、門外不出の術だろう。だからひとつの推測としてしか言えないのであるが、この推測はすごく納得させるものをもっている。 同時に、ひとの外面のみ見て、うまくやっているとか、仕合わせだとか、思うことは、あらためて、やめるのがよい。どんな人間も、天使よりも悪魔に多く取り囲まれているのなら、それぞれ、それ相当の難儀や苦労を、内側ではしているのだ。むしろ、外面にも可哀想な者こそ、達者に見える者より恵まれていないと、どうして言えよう。 苦しい思いをしているのは、じぶんだけでは、あなただけでは、ないのだよ。そう忖度できずに単純に嫉妬するだけなのは、人生経験のとば口にも到っていない者だ。
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