「日常」とは、あえてそれを「言葉」にする必要のないものだと気づくとき、
そこには、私の乏しい経験からでる「言葉」では、表現することができない「現実」がある。
「安易」な「言葉」を使ってはいけないと思いながらも「言葉」にしなければと伝えられない。
その「言葉」の傍でどうすべきか・・・
偶然観た「NHK Eテレ こころの時代※」が、心にしみた。
※NHK Eテレ こころの時代 ~宗教・人生~「詩の傍で」詩人 吉増剛造 / 7月8日 午前5~6時放送
「今年、沖縄で開催された「涯テノ詩聲(はてのうたごえ)詩人 吉増剛造展」。吉増さんは1960年代から日本の現代詩の最先端を走り続けてきた。1970年に発表された『黄金詩編』、少年時代を過ごした多摩川や基地の町・福生の記憶を描く『草書で書かれた、川』や、南島、奄美・沖縄への旅、さらに東日本大震災後に発表された『怪物君』など、文明の涯て(はて)から時代を見つめる詩の世界と、人生の軌跡を語っていただく。」 NHK Eテレ こころの時代 ホームページより