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(8月18日分)
ヤニス・バルファキス 著 / 関美和 訳
「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい 経済の話。」
商品とは、いくらかの金額で「売る」ものだ。それが商品であるなら、お笑いにも
ダイビングにも市場価格がつく。市場価格とは「交換価値」を反映したものだ。(中略)
だか「売り物」でない場合、お笑いにもダイビングにも、まったく別の種類の価値が
ある。「経験価値」と呼んでもいい。海に飛び込み、夕日を眺め、笑い合う。どれも
経験として大きな価値がある。そんな経験はほかの何ものにも代えられない。
~第2章「市場社会」の誕生~
「でも、中央銀行はどこからお金を持ってくるの?」
おそらく答えはわかっているはずだ。
「どこからともなく、パッと出す」
~第4章「金融」の黒魔術~