ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその278-Clinah

2017年11月28日 | ワールドミュージック
以前このブログで韓国の「aida」と言う女性バンドを紹介した。
その時、このバンドがメインストリームに乗れなかったのは、K-POPに対する警鐘だとも書いた。
最近は、K-POPを聴いていないが、彼女達と肩を並べられるようなアーティストは出現したのだろうか。
そんな折、インターネットである事を検索していたら「aida」にも引けを取らない女性バンドの記事を見つけた。
そのバンド名は「Clinah(クルリナ)」である。
メンバーを紹介しておこう。

ハンユナ (ボーカル)
リカ (ギター)
マルジャ (ギター)
イ・ソウン (ドラム)

以上である。このバンドは2011年結成と言うから、もう過去のバンドなのだろう。
インターネットで検索しても、彼女等を紹介、また現在の状況を知らせる情報は得られなかった。
しかし、彼女等のデビューアルバムは、なんとか入手した。
10曲入りのミニアルバムで、5曲歌入りで収録されていて、残りの5曲は同曲のインスト(カラオケにしか聴こえないが)になっている。
全体の曲調はアップテンポの、ポップな感あふれるものが多い。
ただ、前述した「aida」と比較するとどうか。正直比較の対象にならない。センスが違いすぎるのだ。
デビューして、六年が経過した今「Clinah」も、K-POPのあだ花となり、散ってしまったのだろう。
アメリカのポピュラー音楽(特にブラックカルチャー)に、それに対抗できるものは出現するのだろうか。
1960年代、リバプールサウンドの時代。1970年代、アートロックの時代。1980年代、パンク&ニューウエイヴの時代。
10年単位で革命を起こしてきた世界の音楽界、1990年代から20年以上経過した今、新しい音は流れ出してこない。
いったい世界のポピュラー音楽はどこを目指しているのか。

下に「Clinah」のアルバムの中でも、最もポップな楽曲を貼った。
今では使われなくなった、二拍三連を多用したスピード感ある楽曲だ。


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