ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその289-Deezer

2017年12月18日 | 音楽サービス
脅威のハイファイ音源。

日本における「音楽ストリーミングサービス」も様々なものが増えてきた。
今や、聴取側では、自分にあったサービスの選択肢も実に豊富である。
私も、幾つかのサービスに加入している。
どのサービスも「4000万曲から選曲できます」を謳い文句に、苛烈なサービス競争をしている。
しかし、どのサービスも聴く事のできる楽曲は同じで、これと言った特徴がない。
だが、最近、待ち望んだ音楽ストリーミングサービスが日本でも開始された。
そのサービス名は「ディーザー(Zeere)」フランスが発祥のサービスである。
このディーザーの特徴は、配信する音源が全て「FLAC(フラック」であるという事。
FLACとは、音声の可逆圧縮方式を指す。
通常のCDは、パソコンでリッピングすると分かるが「WAVE」と言う形式で保存される。これが、素のCD音源である。
このWAVEを通常は「非可逆圧縮」のMP3に変換して、一般の方は多くが楽しんでいる。
しかし、以前からこのブログに投稿しているように、MP3ではWAVEの周波数をカットして圧縮している。
そのため、CDの音と比べると、明らかに薄くて、軽い音になってしまう。
しかし、FLACは可逆圧縮なので、再生時にWAVEの原音に再変換され、CDそのものの音を再生できる。
ここがとても興味あるところだ。
さらにディーザーは、料金プランが複数ない。
FLAC方式の配信サービスだけである。
同じFLAC配信を売りにしている「タイダル」や「クーバス」には、FLAC以外にMP3のサービスもあり、月間聴取料もFLACに比べ安くなっている。(ただし、両サービスとも日本からは利用できない。)
しかし、ディーザーはFLACのみで、月間聴取料1960円。決して安くはない料金設定である。
だが、上記のタイダルやクーバスはFLACの月間聴取料金は、おおよそ2200円から2600円になる。
これと比べると、ディーザーは多少なりともお得感はある。
現在、ディーザーでは、30日間の無料トライアルを行なっているので、早速私も登録し、その音を聴いてみた。
残念ながら、同じ楽曲のMP3を持っていなかったので、少し乱暴だが、所有しているMP3音源とディーザーの音源を、それなりにしっかりしたオーディオシステムで比較した。
結果は瞭然。ディーザーの勝ちである。
中低音のふくよかな音、高音のすがすがしい音、どれをとってもMP3では再現できないものである。
私は、現在加入している「ストリーミングサービス」を全て解約して、ディーザーを契約することにした。
所有楽曲は、3600万曲と、他のサービスに比べ少ない。
しかし、意外なことに、私の好きな「東南アジアのポップス」の在庫が多い。
これも私を引き付けた要素の一つだ。
前述のとおり、ディーザーは現在「30日間無料トライアル中」である。
是非皆様も登録だけして、その音の良さを感じていただきたい。
きっと満足していただけるであろうと思っている。

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