ATC(アーティストトレーディングカード)の存在を知ったのは、今年の始め頃。
なんか面白そー、が初見の感想です。
決まり事は、ただ1つ。
2.5インチ×3.5インチ(約6.4センチ×8.9センチ)の規格の大きさのカードの上で表現できれば、絵、写真、コラージュ、ステッカーなどちょっとした立体でもOKという、かなりユルいアート。
私は絵を描くのはちょっとムリかなー、と思っていました。
でも、刺繍、レース、ビーズ、ボタンを縫い止めている作品に出会って「これもOKなの?それならできるかも…」とそのユルさに感激して挑戦してみました。
↑押し花を貼り付けてみました。
台紙は市販品もありますが、家にあった厚紙を自分で切りました。
裏面は、題名、氏名(ハンドルネームOK)、国名、日付、SNSアドレルなどを書きます。
これは著作権とかの主張のためかなぁ?元々は1997年にスイスのアーティストが発案したそう。
展示会でカードの交換(トレーディング)のために始めたそうです。
アーティストにとって自分を知ってもらう名刺代わりの作品、という意味合いがあるのでしょう。
それが素人でもアイデア次第で裾野が広がった、という感じです。
やり方はいろいろあるそうですが、数枚同じような作品(シリーズ化)を作り、1枚は自分の手元に、あとは交換や他人へのプレゼントにします。
大きさは一定(大リーグカードと同じ大きさ)なので、世界的に馴染みある大きさなのだそう。
今回は、インドネシア人のペンパル、Tちゃんに送ってみようと思います。
先日、Tちゃんから届いたお手紙で、彼女は自作のイラストやコラージュを積極的に送ってくれるし、アマチュアだけれどアート活動が気に入っているみたいです。
ATCのサイズなら、封書で送るのも簡単だし、まだ20代のTちゃんなら私よりももっと楽しめるアイテムになるンじゃあないかなー、と思いました。
彼女が気に入ってくれるといいな、と思っています。