実家でブドウの予備剪定をしていた時にふと、これって、リースの材料になるじゃあないか、と気がつきました。
しかも11月はブドウのツルで作るリースには絶妙な時期だという気づきもありました。
まずは、私が作ったリースがこちら。
ブドウの剪定枝で土台をつくって、拾ったドングリ類を貼って、溜めていた包装リボンで飾って、麻紐で吊り輪を作ったら完成。
素材で購入したモノは、金銀のリボン(25年くらい前に購入)、麻紐(新聞束ね用)、貼付けで使った接着剤。
なんだかすごーく安上がりです(汗)
他のモノは、公園で拾ってきたモノ、お菓子の包装用リボン、剪定枝だもの。
剪定枝はみんな大好きシャインマスカットの要らない枝です。
だがしかし、いくらシャインマスカットが美味しいからといって、枝は硬めで扱いづらかったです。
これなら藤稔の方がいいな…とブドウ農家らしい感想を抱きました。
材料のリースは、畑で適当にくるくる巻いて農作業の合間に適当に束ねました。
↑まだ葉っぱが着いていますが、枯れて粉々になりそう。
個人的にはこういう緩い感じのリースが好きだけれど、葉っぱを取ったらちょっと格好悪かったです。
↑葉っぱと要らないツルを切り落としてもう少し小さめに巻き直して土台としました。
作ってみると、なるほど11月にリースの土台は作られ、12月に飾るものだな、と納得しました。
理由は、ブドウの予備剪定の時期。
ブドウは予備剪定が必要でこの時期なら枝にまだ水分が残っていて、長さも十分。
木化したツルで表情を付けるので、なるべく先端の細めの枝を利用しつつ、黄緑色の充実していない枝では格好悪いのです。
枝が堅い場合は、節間をしならせて柔らかくする必要があります。
するとMIFさんが新聞チラシを見せてくれて「近くの住宅展示場のイベントで、リースづくりあるぞ、1,500円で体験できるンだって」とのこと。
え?リースづくりって、おカネ取るの?
ブドウ農家にとっては廃材だよ?
なんだか世知辛いなぁ。