今年1月14日に仕込んだ味噌の天地返しをしました。
何年か味噌づくりをしていますが、天地返しをするのは初めてです。
玄関に置いていた仕込み味噌。
私は重石代わりに昨年仕込んだ味噌を上に乗せているので、グラデーションが強めの色合いです。
上から見ると、こんな感じ。
発酵するので容器のパッキングチューブは付けず、蓋は輪ゴムで止めています。
白いのは蓋の色ではなく、オーブンシートを敷いているからです。
こうしておくと、発酵して爆ぜた時に蓋の内側にビシャッと飛び散りません。
蓋とオーブンシートを取り除くと、去年仕込んだ味噌が一面に広がっています。
左の丸い器に去年仕込んだ味噌をとりわけます。
これはこのまますぐに食べられます。
右は今年1月に仕込んだ分。
写真では色の違いはあまり感じませんが、とりわけをしている最中に、その境目は簡単に分かります。
天地返しをすると、底の方のまだ色づきが薄い方のモノも混じるので、全体的には色が薄めになります。
今年は作り方をいろいろと変えているので、ここで塩を表面に振りました。
天地返しの場合、普通は塩を振りません。
理由は今年の味噌仕込みで使った塩はにがり成分が多くて、減塩にはなりますが保存性となるとちょっと不安なので、今回は少し足すことにしました。
これでうまくいくのが、私には分かりません。
オーブンシートを新しく敷き直して元のように蓋を輪ゴムで止めました。
あとは冷蔵庫の野菜室で冬まで待ちます。
年々味噌の仕込み量をだんだん減らしていたせいで、わが家ではあと1か月くらいですぐ食べられる味噌が底をつきます。
かと言って仕込む量を増やしても、味噌を保管できるスペースを考慮すると今の量くらいがちょうどいいです。
そうなると、半年くらいは自家製味噌、それ以外は市販味噌を使うのがバランスがいいのかな?と思っています。
それと、味噌づくりの材料はいつものモノをいつも通り仕込むことが、いろいろ悩まなくていいな、と思っている次第です。