学生時代の同級生、サクラKさんから電話がありました。
以前から時々電話はあるのですが、まずは彼女のお母様の様子や今後の介護について。
それから、彼女の弟さんの話。
弟さんはトラックドライバーなのですが、今、臨時で神奈川県内で仮住まいして従事しているそうです。
以前にもこのブログで書きましたが、トラック輸送の料金高騰の実情を少し教えてもらいました。
私は平成の始めに運転免許を取得し、区分は「普通一種」というもの。
この免許は、いまでは「中型(8t限定)一種」という区分に相当します。
現在「普通」は3.5tまでしか運転できないので、若いトラックドライバーさんは3.5tまでの車両しか運転できないドライバーばかりなんだそう。
会社で補助金を出して取得させても、転職が多い業界なので自助努力扱いなことと、そもそも深刻な人手不足なので時間的な余裕が無い…。
ゆえに少し大きめのトラックのドライバーさんは高齢化が進んでいるそうです。
サクラKさんの弟さんも40代後半にさしかかってきましたが、8t以下のドライバーとしては若手なんだそうで。
将来のトラック輸送を考えると、そう簡単には輸送コストが下がらないのでまだまだ物価上昇は止まらないし、翌日配送なんてムリになってくるという現場の声があるそうです。
というのも3.5tまでのドライバーさんなら頑張って確保はできるけれど、それは自動配送技術で置き換わりが可能だそうで、本当に欲しい労働力は長距離トラックのドライバーなんだそうです。
そのほかにサクラKさんが、夏に以前教鞭をとっていた宮崎県へ旅行することその時教え子さん達や先生仲間と再会することなどを教えてもらいました。
そして来夏、学生時代の同窓会を開催する予定であること、今年の秋に数人で集まろう、ということになりました。
数人の集まりは具体的には10年以上前に年1くらいで集まっていた5人くらいの集まりです。
結婚の有無はありますが、全員子なしの集まりなので、夜遅くてもあまり気にしないという感じでした。
そして今も全員子なし。ひとりだけ車椅子生活になり、それぞれの家族の減少はあっても、増加していないンです。
車椅子生活でひとりで外出もなんとかできるらしいのですが、以前のように新宿で集まるなんてできないだろうな、と思っています。
これも、私の大学時代の恩師が昨秋に亡くなったことで「会えるうちに会っておこう」という機運になったようです。
サクラKさんからの電話で、過去の懐かしい話も思い出し、本当に懐かしさを感じました。
私は同級生とのつきあいは着かず離れずの比較的ドライな関係を心がけていましたが、サクラKさんはその性格からかなりドップリとつきあいをしていたようです。
とは言え、彼女にとって私は「仲のいい同級生」と思ってもらっているようで、それもまた私の学生時代の思い出の1つになっています。