makoto's daily handmades

父の入院

父が入院しました。

 

でも私にはどうしてもその病院はイヤ。

 

そこは19年前に祖父が最初に入院していた病院で、末期の肺がんを発見できなかったこと、その転移も発見できなかったこと、患者の扱いが悪かったこと。

 

その病院が運営する老健に今年5月に大往生した大叔母が4年も連続して入所していたこと。

老健って3〜6か月しか入所できないはずだし、衰える一方でなんの機能回復もできなかったのに。

 

なによりも、入院した父をその病院が運営する老健にそのまま入所させようとすること。

後日、初めてのケアマネとの面談に病院が「家族の立ち合いは不要」と言い切ったこと。

 

全部私にはその病院のやり方が納得できません。

 

治療している病気が改善したら即退院して、ケアマネさんと納得できる施設に入所できるまで、自宅介護をしたいです。

 

兄は決めかねているようですが、母には「お母さんが大変なら、私が引き取って自宅で介護します。その代わり農作業のお手伝いは金輪際一切しません」と言ったら、あっさりOKがでました。

 

また兄にも母にも「私のお父さんは生涯1人だけ。お父さんの介護は今回最初で最後。次も代りもないの。ここで悔いが残ると一生引きずって人生を台無しにするから絶対イヤだ。今が踏ん張りどころなんだからみんなで頑張ろうよ」と言いました。

 

動かない&動けない母と兄を叱咤激励したつもりですが、2人には相当堪えた言葉だっようです。

 

後から母に「ニイチャンが落ち込むからあまりニイチャンを叱ってくれるな」とたしなめられました。

 

今は矢継ぎ早に続く出来事にフリーズしている暇なんてないので、今は自分で自分を鼓舞するしかないンですけれどねぇ。

 

兄も進行性の持病があるので、落ち込みやすいのも分かるし、私が鼓舞し過ぎましたかねぇ。

 

私には叱ったつもりは全くなく、母の言葉が私には青天の霹靂でした。

私の性格がキツいですかねぇ。

私の何が悪かったンだろうか?

私の言葉が悪いのかな?

 

私はただ、自分の冥土の土産は、積みきれないほどの楽しい思い出とちょっとの後悔だけにしたいンです。

なにも自ら進んで後悔を増やしたくないンです、もういっぱいリカバリーできない後悔をしているから。

 

そういう人生観がなかなか通じない母と兄を前に、私は何ができるのだろうか?と。

いつも通り、粛々とお手伝いだけをすればよかったのか?と自問自答です。

 

私の同世代の女性なら、子どもの進路就職、更年期、親の介護は3大テッパンネタです。

子無しの私には、更年期、親の介護が2大テッパンネタ。

その中でも親の介護は、私には未知の領域なので、教えて貰うばかり。

しかも皆様、教えたがりの友達なので聞きもしないのに教えてくれて最後に「makotoはご両親がご顕在なの?うらやましーなー」で結びになるネタです。

 

私は教えたがりの友達を持てたことで、ホントに助かっています。

やっぱり、友達と健康は一生の宝です。

父よ、早く良くなって退院してください。

父の帰りを待っています。

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