今なら父の病状が安定しているので、MIFさんと長野県に遠出してきました。
長文なのでお暇な時にお読みください。
今回は私のリクエストで、ずっと行ってみたかった五稜郭に行くことに。
まずは一路中央道で茅野市へ。
ここから八ヶ岳の峠越え。
途中、先月オープンした道の駅八千穂高原へ。
プルーン、紅玉などを購入。
車内でプルーンにかじりついたら、これがスゴく美味しくて。
やっぱり長野県は果物王国だと再認識しました。
↑公園の敷地に五稜郭をかたどった敷石があります。
ここから歩いて行きます。
五稜郭の中には、田口小学校(廃校)があります。
昨春で閉校しましたが、それまでは小学校の敷地だったのでちょっと入るのには躊躇する施設でしたが、いまは自由に見学できます。
↑稜堡です。
ここは桜の名所でもあります。
ほら、五稜郭っぽいでしょう?
で。
五稜郭??
と思うのは当たり前ですよねぇ。
五稜郭といえば、函館ですからねぇ。
でも。
日本には五稜郭は2つありまして、ここは本州の五稜郭。
佐久市の龍岡城五稜郭です。
知名度が低いのですが、函館五稜郭より後に完成したことと、戦争で使われなかったことから知名度が非常に低いです。
私も30年以上前、学生時代に日本城郭史の授業を履修しなかったら、知らなかった城郭です。
地元の小学生が、長野県こども新聞コンクールで入賞するくらい知名度の低さが顕著です。
地元の小学生は、函館五稜郭を訪れて、佐久市の五稜郭についてインタビューした記事が秀逸です。
その小学生は、タワーが無いことが知名度の低さに繋がっている、としていますが、そうかなぁ…。
私は城郭サミットの開催、函館市との姉妹都市とか人的資本交流とか。
観光資源としてのタワー建設はイニシャルコストよりもランコストの回収が難しいので、どうせならドローンのライセンスの取得講習会、ドローンイベントを開催を提案したいなぁ。
だって小学校は廃校になったのだから、イベント開催に適した広場があるのだから。
ここは以前はお堀があった場所で、いまは空濠状態。
小学校の建物のすぐ裏手なので空濠にしているのでしょうね。
五稜郭を堪能したので、ここから佐久市の日野屋さんへ。
ここは花佐久とうふ(はなさくとうふ)というお菓子を買いに。
そして小諸市の酢久醸造へ。
このお店は味噌屋さんです。塩分8%という驚きの減塩味噌が購入できるというので、実家の母へ買って行こうと思いまして。
そこから小諸散策を楽しみました。
北国街道の古くからの宿場の様子を少し残しながら、昭和の面影がありましたねぇ。
途中で和紙屋さんに立ち寄って、レターセット等を購入。
どこの文房具屋さんに行っても、洋紙のレターセットは販売していますが、和紙の選択肢は少ないものでねぇ。
和紙のレターセットは罫線が広めなので、私の好みです。
手紙はもうそんなにたくさん書くような環境にはありませんが、私にとっては無いと困るモノの1つです。
ここから懐古園へ。
懐古園は小諸城址を有料公園にした文化施設です。
静態保存のSL。
SLの来歴は「デゴイチよく走る!」というサイトの機関車データベースで調べると簡単に調べられます。
そうか、この機関車は北海道に居たことがあるのねー、と。
城址公園内は
石垣を堪能。
柵が無いのでかの高さでもちょっと怖いです。
懐古園から地下道を通って大手門も見てきました。
大手門の中はカフェになっています。
私が住んでいる町にはこういう雰囲気の通りが無いので、ちょっと物珍しいです。
建物は昭和40〜50年代のものが多そうな感じです。
昭和ノスタルジーというか、そういえばこういう建物あったなー、と見ていて楽しかったです。
この日は菱野温泉で宿泊しました。
夕食は野菜も美味しかったし、なによりも蕎麦です。
蕎麦が美味しかったです。
普段食べている蕎麦は別物か?と思うくらいです。
これまで通過することはあっても、なかなか立ち寄れなかった佐久市や小諸市に立ち寄れて、本当に良かった!
食べ物がなんでも美味しいことに感動です。
というか、秋は食べ物が美味しい季節なので、なんでも美味しい…と言われればそうなんでしょうけれど。
それに今回は散策時間が多くて、ゆっくり見られたことが良かったです。
そして小諸の和紙屋さんにはセキセイインコちゃんがいましてね、このコがとってもカワイイ声でチョリチョリさえずりながら人間語も少し話していてとっても良かった!
インコちゃん好きとしては、どのコもやっぱりカワイイです。
その2に続きます。