makoto's daily handmades

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 第17回「助命と宿命」 感想

※ネタバレをなるべくしないように書きますが、ネタバレを好まない方はこの先をお読みになりませんように。

 

今回も義盛くんがいい味出していて、愛されキャラだわ~!と思ってしまいました。

基本的に武骨な坂東武者で、まるで鍾馗様みたいな見かけなのですが心がピュアなんです。

しかもちゃっかり巴ちゃんとも暮らしているみたいなセリフがあって、ああこの義盛くんなら巴ちゃんを助けてあげられるなぁ、って。

 

そしてやったー!十郎ちゃんと五郎ちゃんが揃ってご登場!!

きゃー、カワイイ、カワイイ!!

これまで登場皆無だったから、ちょいと心配していました。この舞台を描くのに登場しないはずないのにどうして登場しないの?って。

ドラマの展開を考えると、やはり梅の収穫時期に例のアレですか?ウンウン、地元は盛り上がるよねぇ~って。

ま、そこは助六寿司でも食べながら再放送を観てください。

※助六寿司も五郎ちゃんとご縁があります。

 

さて義高くんにまつわるお話は、歴史書では大姫が逃がそうとしたことになっているのですが、どうやって子どもの大姫がそんなことできるンだよ、と思う訳です。

ドラマとは言え周りの大人達が総出で動かないとできないことですって。

そして裏の主役は起請文(きしょうもん)です。

1話に起請文が2度も出てくるなんて、そうそうないですからね。

しかも1枚目は熊野神社の牛王の裏紙で、一瞬ですがちゃんとヤタガラスの文様も見て取れました。

起請文は、現在の契約書に近い誓約書のことです。とは言え法的な拘束力は現在ほど強くないので念書みたいなモノで、神仏との約束という感じです。

今回は熊野神社の牛王の裏紙なので、熊野神社に祀られている神様に誓って約束を守ります、だから約束を破ったら神罰を受けます、という意味になります。

神仏への信仰がそれほど強かったとも言える時代の風習なので、現代に置き換えたら公正証書くらいの感覚でしょうか。

 

さぁ、政子ちゃんの一言から思わぬ粛清、御台所の責任の重さが生じ、義時くんもなかなかつらい立場の始まりです。

この姉弟が、坂東を取りまとめる立役者になる第一歩でした。

そして全成くんがなぜ頼朝くんの真似ではなく、大泉洋さんのモノマネをするのか問題ですねぇ。

都育ちの頼朝くんがなぜ北海道弁を話すのか問題とも言えます。

今のところ全成くんはお嫁ちゃんとともにお笑い要員なのですが、今後の展開を考えると今はいいのよ、今はね。

というか、義時くんの今後は全部「今はいいのよ、今はね」という俯瞰で見てしまうことがあります。

 

今回もとても楽しめました。次回も楽しみです。                                                                 

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