昨日、MIFさんと桃を買いに行きました。
昨年たまたま立ち寄った高速道路のサービスエリアで購入した桃が美味しかったのです。
カリッと固い桃。
これはわが家のご近所のスーパーマーケットでは購入できません。
固い桃の取り扱いがある直売所を探していたら、国宝が見られる施設と縄文遺跡が近くにあることが分かりました。
時期的には遠出は推奨できかねるので、場所は表示しませんし、お問い合わせいただいてもお答えできかねますので、ご了承ください。
まずは国宝を見られる施設に開館時間に訪れました。
私はこの施設に行くのは2度目ですが、たぶん38年ぶりくらいに訪れましたが当時は国宝はありませんでした。
建物も建て替えられていて、当時の面影はあまり感じられず、懐かしさよりは「本当にここ?」という感じでした。
国宝も写真に収めましたが、これは場所の特定になるので掲載しません。
展示物の1つ(これは国宝ではありません)。
土器の縁に鍋奉行様が顔をのぞかせています。
鍋奉行様に睨まれながら食べる食事ってどんなものだったのでしょう?
目が合ったらイヤだな、と思ってしまいました。
空想が進みすぎてゲラゲラ笑いたかったのですが、さすがに博物館でそれはできません。
笑いをかみ殺しました。
ミュージアムショップで、国宝の絵はがきを購入しました。
この絵はがきもいずれポスクロで使っちゃうと思いますが、国宝の絵はがきは初めて購入したんだ、と感慨深かったです。
ちょっと嬉しくなって、絵はがきの文章面にこの展示施設の記念スタンプを押しました。
するとスタンプの向きが180度(要は逆さま)ずらして押すという高度なドジをやらかしました。
ああ、何やっているのやら。
ご当地の地名の由来になった岩です。
この岩の下に宝物が埋まっているという言い伝えから、盗掘しようとした人が一晩のうちに高熱を出して死んでしまったという曰わくつきです。
盗掘だから、多分夜中に作業しただろうし、音が目立たないように雨の中の作業で身体を冷やして風邪をこじらせて死んだのだろう…と私は予想しました。
MIFさんは「破傷風だよ、灯りもない中に作業したのだろうから、怪我したんだよ」との見解。
おお、確かに破傷風も大いに考えられます。
こうやってこういう場所は、禁足地として伝えられるのだろうな、と想像が膨らみました。
遺跡も見てきました。
ここは森の中の集落跡です。
ここは別の遺跡。
掘っ建て柱跡が見つかっているそうです。
これがまた大きい!
佐賀県の吉野ヶ里遺跡も、青森県の山内丸山遺跡も、掘っ建て柱は見事です。
それとも見劣りしない大きさ。
そしてやっぱりどうやって切り出して、どうやって運んで、どうやって建てたのか分かりません。
縄文時代は基本的に石斧(せきふ)のはずなので、木を切り倒すのはどうやったのか?なぜこんな立派な柱が忘れ去られたのか?とても不思議です。
周辺は田んぼや畑ばかりでしたが、集落跡はたくさん見つかっているそうです。
このあとお目当ての直売所に立ち寄りました。
お値引き品はすぐ食べたのですが、これはすでに柔らかくなっていました。
が、甘さが濃い!
あと農産物が全体的に安くて嬉しかったです。
とくに私の住まい近くではミョウガは収穫終了。
私はミョウガのぬか漬けが好きなので、帰宅して早速ぬか床に漬け込みました。
さて私が見てきた国宝ですが、この秋、東京で展示会があるそうです。
その展示施設はたくさんの方々が観覧に来る立地なので、この機会にじっくり見られてよかったです。
途中でサービスエリア等で休み、いつものスーパーマーケットで買い物をしてから帰宅しました。
相変わらず早朝出発、夕方の混雑時間前の15時過ぎに帰宅しました。
今回も遠くまで連れて行ってくれて、MIFさんありがとうございました。