この辺りは未踏の地。今の住まいに引っ越してきた頃、二ヶ領用水を南下して暗渠になるJR横須賀線の近くまで行ったことがあるくらい。
今日は、うすや前からスタート。
突っ込みどころ満載のうすやの看板。私は当初きねやと間違えて覚えてしまった。そもそもピーターだよね、そのウサギ。
ここから用水路に向かい、用水路沿いを歩く。
カモが2羽いた。いつもはもう少し上流で見かける。
このあたりは夜散歩したことがあるが、とてもいい雰囲気の場所。
ここから先は気がつくと苅宿という町になったり、町の境目が分からない。
用水路の左側を見ると突如すごく広い道があった。
それまで、車のすれ違いができるの?という広さの道だったので驚く。
以前からある道らしいが、すっかり忘れていた。
迷い込んだ路地の先には、鶴見操作場。線路を越えたところは市ノ坪住宅。
ここは袋小路なので、本当に「どこだ、ここ!」の心境。
御幸跨線橋(みゆきこせんきょう)から武蔵小杉駅方面を望む。ここは横須賀線、湘南新宿ライン、貨物が下を通過する。
御幸跨線橋から新川崎駅方面を望む。
御幸跨線橋から平間駅方面に進んですぐにある矢印標識。
この標識、目立つように四隅に黄色いライトがあって、点滅する。
ところが、ここを通るたびにその点滅スピードが違う。
今日はメラメラと燃え盛る炎のよう。チカチカという点滅よりメラメラ。時には常套のように点滅しないこともある。
ここから平間駅方面に進み、細い路地に入ったらまた「どこだ、ここ!」になるも、三菱ふそうのグランドを見つけて一安心。
グランドの向い側の電柱の表記を見て、目が点に。
市ノ坪南町ってどこ?市ノ坪は市ノ坪だったはずなんだけど…。
しばらく歩くとバス停で市ノ坪南町の表記を見つける。字名なのかなぁ?
すると目の前に珍しいもの発見!
電話ボックス!今時、しかも駅前でもない国道沿いに、なんであるの??
市ノ坪跨線橋。ちょうど湘南新宿ラインが通過。遠くに東海道新幹線の線が見えるけど分かるかなぁ?
市ノ坪住宅。築40年を越える地域のシンボル。
ここから
横須賀線沿いに進み、見つけた市ノ坪公園。このあたりは古い住宅と新しい住宅の混在地。しかも気がつくと中丸子になっていたり、町の境目が全然分からない。
玉川(ぎょくせん)こども文化センター。突如モダンな建物があって、なんだこれ?と思ったら、こども文化センターだった。ここも市ノ坪。
この緑道は、すでに中丸子らしい。たぶんNEC玉川事業所内にあった池が水源で、その川を暗渠にした川の名残?
横須賀線の下を通って、二ヶ領用水に合流するかと思ったが、横須賀線や市ノ坪跨線橋沿いにさっき通った電話ボックス辺りも暗渠っぽいのでそちらに流れているのかも。
中丸子の跨線歩道橋を歩いていたら、ちょうど東海道新幹線が通過。
前から気になっていた貨物の地下引き込み線を見つけた。グリーンの車両の右側。左側は湘南新宿ライン。
随分前だが、ここで人身事故があったときいたことがある。住所が市ノ坪だったので、どこなのかなぁと思っていた。
ここから少し歩くと、今日のスタートうすや前に到着。
昨日、今日と市ノ坪を歩いて実感したのは、地域が分断される要素がたくさんあるのに「市ノ坪」という町名であるということ。
国道409号線、JR在来線、東海道新幹線、東急東横線、二ヶ領用水、跨線橋などこんなにも分断される要素がたっぷりなのは、この周辺でも少ないかもしれない。
南北に細長い土地なので、おそらく用水路の水系により出来上がった町なのだろう。
そして、鉄道好きならかなり楽しめる場所なのかもしれない。
☆☆☆ 2016年1月11日追記 ☆☆☆
中丸子の緑道は、暗渠跡だと思っていたら、市ノ坪短絡線と言う貨物路線の跡地だった。
私が通ったあたりは、すぐに横須賀線の線路につながる場所。
1973年10月まで使われていたらしい。
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