あと水状の薄い痰もなかなか治らず…。
咳喘息かとも思いつつ、喘鳴がないし、空咳といった感じです。
病院嫌いなので、どうしても病院には足が向きません。
市販の咳止めシロップも、印象が悪くて飲む気にならず…。
MIFさんからは「病院、行きなよ」と言われました。
さて今日は駅前で用事を済ませて、すぐに帰宅。
帰宅後に財布を整理していたら、ドラッグストアのポイントが今月末で期限を迎えてしまうことに気が付きました。
そうか、ポイントで試しに咳止めシロップを買ってみよう、と思い立ったのです。
私が咳止めシロップ1つにも買うのを躊躇するのには理由があります。
もう25年ほど前ですが、友人がドラッグストアでアルバイトをしていました。
当時友人が住む町は、外国人が多く住む町で、咳止めシロップを毎日購入している一人の外国人がいました。
友人が言うには、その咳止めシロップは依存性がある製品で、本来なら1週間くらい持つはずの量を、1日で飲みきるはずがないそうです。
友人は売りたくなかったそうですが、それを規制する法律がないので毎日その外国人に売っていたそうです。
もう常連、顔なじみになったその外国人に私の友人は忠告をしたそうですが、聞き入れず。
でも友人は約束をさせたそうです。
「他の薬局で買うな、必ずこの店で買え。そして1日1本まで」と。
そのドラッグストアでは、件の外国人はすっかり有名人でしたから、「今日もあの外国人来て買って行ったわよ」とスタッフはよく把握していたそうです。
友人の言い方はともかく、その外国人は過剰摂取(オーバードーズ)を繰り返していたので、これ以上のオーバードーズを避けるにはそんな言い方しかできなかったそうです。
ちなみに友人は「さっき、他の店で買っているの見かけたぞ、そんな奴には売ってやらない」と言って、実際に売らなかったこともあったそうです。
異国の地で、私達日本人には分からないくらいのストレスを抱えて働くその外国人。
友人のように心配して話しかけてくれる人は大切な知り合いだったのでしょう。
しばらく、1日1本(それでも完全にオーバードーズ)を守っていたそうです。
ところがやはり他の薬局でもその咳止めシロップを手に入れているらしく、時が経つに連れて言動がおかしくなって来たそうです。
友人は就職とともにそのドラッグストアのアルバイトを辞めました。
その後のその外国人のことは知らないそうです。
さて、この咳止めシロップは名前と成分を少し変えながらも現在も市販されています。
依存性は以前の製品に比べたら、ずっと少ないようです。
ちなみに当時は、市販薬が一類や二類等と別れていなかったし、市販薬は比較的自由に手に取ることができました。
薬剤師も名義貸しなんてことが普通にあった時代のお話です。
何よりも私の友人理系の学生でしたが、薬剤師でも薬科の学生でもありません。
友人が「咳止めシロップはなるべく使うな」と口癖のように言っていたことが忘れられません。
もちろん用法・容量を守れば安全に使える市販薬だとは分かっていますが…。
さて、咳止めシロップを初めて飲んでから、2時間。
とっても眠くなってきました。
これはいつも早めに就寝しているからかもしれません。
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