makoto's daily handmades

早春の二ヶ領用水(市ノ坪~上小田中)を歩く

神戸にお住まいの方のブログを拝見したら、ハクモクレンが咲いたとの記事を読んだ。
そういえばご近所のハクモクレンはどうなったかな?と思い買い物ついでに早春の花めぐり散歩をすることにした。


ハクモクレン、蕾は一段と膨らんでいるが、咲いているモノはなかった。
マグノリア類は全部好きだが、ハクモクレンは特別大好きなのでまた見に来よう。

さて駅前で買い物をしてから、市ノ坪神社前を通って二ヶ領用水にでた。

以前MIFさんとバルクフーズに立ち寄ったときにも訪れた高架下からスタート。


個人宅の梅の花。白い花なので、白加賀あたりだろうか?


用水沿いの鉢植え。サクラだと思うが品種不明。


用水路に空き缶で作った水車がある。電線が伸びているが、一体何?


答えはカエルちゃんの目がピカピカしている。
法政通り商店街が水力発電でイルミネーションにしているという。


サンシュユだろうか?


場所にもよるが、この辺りは浅いため用水路のすぐ脇まで降りる階段が設置されている。


サライ通り商店街を横切る。


自治会館裏辺り。赤い花の蕾。たぶんボケかな?


こん 案内板は見たことないなぁ…と思ったらどうやら昨年春くらいにできたらしい。


今井南橋から下流(今まで歩いてきた方面)を望む。


今井南橋から上流(これから歩く方面)を望む。
しばし用水路の上にコンクリートの渡し木がある。これは何のためなのだろうか?
私の実家近くにもあるのだが、子どもの頃、この上を歩いて遊ぶ子どもたちをよく見かけた。
恐がりの私にはできない芸当だったけど、子どもからすればスリリングな遊び場でしかないと思うが。


この用水路はサクラの名所なのだが、しばしばこのような「粘りのある枝振り」のサクラの木がある。
これは大体八重なので、ソメイヨシノより1週間以上遅く咲く。
中原平和公園辺りはソメイヨシノがほとんどだが、この辺りは八重が多いらしい。


ここから左(水門側)は渋川。


南武線高架近く。寒緋桜。


高架下を抜けた先。2月1日に立ち寄ったときはまだまだ蕾が多かった。


もう殆ど終わっていた。


十月桜?

ここからさらに上流へ。今日はまず左岸を歩く。


咲いているのはまだ所々。


もうすっかり葉桜の木があったのには驚いた!


豆粒にしか見えないが、小鳥たちがたくさんいた。
高音が聞こえなくなったという祖母もここに来たら小鳥の声が少しは聞こえるのだろうか?


あれ?ハナモモ?この辺りは今井南町だからサクラだと思ったのに。


河津桜。


幹を見たら、なんちゃって大木でした。サクラは数本をまとめて植えると互いに癒着して短期間で大木に仕立てる方法がある。
東急田園都市線の駅前にサクラが植わっているところは大抵この方法で大木に仕上げている。
ここでもそんな方法が取られているとは。


お!初めての品種案内板。上小田中に来たなぁ。


ハナモモにはやはり少し早い時期だ。


これはサクラ?ピンクの筋が印象的。


中原街道の神地橋。昔、仕事で地元の方から「ごうじではない、ごうぢ」と言われたことがあった。


この辺りは今花盛り。














これはプランターに入っていたので、ご近所の方のモノかもしれない。






また二ヶ領用水の案内板。この辺りが昔は桃の産地だったことがわかる。






神地橋の1つ上流の橋白田橋で折り返す。記憶が定かではないが、ここから上流は橋があまり架かっていないので、来た道を引き返すことになりそうだから。


用水路の右岸には、お墓がある。きっと泉沢寺だ。


苔むした梅の木。こういう木があると長い年月、ここに梅の木があって、住民に愛されたのだなぁと感じる。


案内板。


中原街道沿いの泉沢寺境内にある日露戦争の記念碑。


よく見ると「希典著」って…乃木大将では?
記念碑の裏に回ってよく読んだが、どこにも乃木希典とは書かれていない。
その代わり、裏にはチョークのよくなもので、不愉快なイタズラ書きがあった。


本堂


鐘撞き堂

じつは川崎市が設置した案内板にも記念碑と同じ文言 鉛筆かマーカーで書かれたイタズラ書きがあった。
このとあとたどった用水路右岸にも同じ文言でこちらは引っかき傷。
放置している寺も寺だ。
随分前からあると思われるイタズラ書きを放置していると見受けられる。
とても残念な気持ちでやるせなくなった。


準西国稲毛三十三所観音霊場の十七番札所だったことを思い出した。


ここから用水路右岸を歩く。
左岸よりも遊歩道として整備されている気がする。


深いところは注意看板がある。


イヌツゲらしいが、なんだかプードルのカットみたい。


こんな案内板があった。ちゃんと遊歩道として整備されているのか!


車はダメらしい。


今井神社を発見。思っていた場所と違って驚き。


鳥居前がどう見ても石橋。下に空洞があるので、昔の用水路跡と思われる。二ヶ領用水路に注ぎ込む支流だろうか?


狛犬


狛犬

神使が狛犬なので神明神社系か?


境内のおいなりさん。赤い鳥居がなく、榊らしき木が2本。
周りを一生懸命探しても縁起がないし、おいなりさんの由来がわからない。赤い鳥居の代わりに木が2本だなんて見たことがなくて、神秘的過ぎる。由来が分からないよう!

再び用水路右岸に戻る。

用水路の植栽にヘルメット。首が落ちているようでギョッとする。


小杉御殿町交差点。奥が武蔵小杉駅前。


元は石油会社の社宅。たしか58階建てのタワマンができるとか。
もう2年くらい工事していると思うがまだ地盤工事中。
奥の高層ビルはタワープレイス。


このタワマン風景を見ると、駅前に戻ってきた感じがする。

このあとタワープレイスのFMかわさきの放送風景を見ようとしたら、ブース前に陣取る人たちがいて見られなかった。
有名人でも来ていたのか?でもFMかわさきだものなぁ。


駅前歩道橋の上。まるでレッドカーペット。


歩道橋上から小杉御殿町交差点方面を望む。

歩道橋上から武蔵小杉駅前を望む。


歩道橋上から駅前バスターミナルを望む。昔はここだけが武蔵小杉のバスターミナルだが、現在は3か所あるのでご注意。

今日は天気がよく、穏やかな日差しで早春らしかった。
用水路沿いは、花盛りとまではいかないが、所々花が咲いているのでついつい歩いてしまった。
帰り道、今井神社を過ぎた辺りで少しアキレス腱辺りに違和感があって焦った!
昨日までのワックスがけで筋肉痛が出たのを忘れていた。
それくらい清々しい街歩きになったとも言える。

コメント一覧

makoto
桜ミステリーですね!
ソメイヨシノは、江戸染井村で発見された桜なので、確かに関東にあった品種だと思います。

私が物心ついた頃、鷺沼や宮崎台、たまプラーザ辺りの桜はまだ細く、今回紹介した写真のようにねじれた桜の木が多かったのです。
それが不思議で親に尋ねたことがありました。
ねじるように木をまとめて育てると癒着するだなんて、子どもの私は信じられなかったです。

太い幹の根元から人の目線くらいをよく見ると、斜めにねじれた跡が見て取れます。
ほかにも幹の表面がやたらと凸凹していたり、幹の太さの割には背が低い木だったり、低い位置に太い枝を剪定した跡が多かったり、なんとなく特徴があります。
二ヶ領用水は、まだまだこれから咲く桜も多いので、また歩いてみたいです。
ふるやのもり
謎が解けた~~~っっ
以前から、何故こんなに関東の桜は育ちが良いのか
年数はそれほどでもないのに何故こんなに大木になるのか
関東ローム層が桜に合っているのか
などと、いつも考えていました。
なので本当にビックリポンです!!!

サクラは数本をまとめて植えると互いに癒着して短期間で大木に仕立てる方法がある
東急田園都市線の駅前にサクラが植わっているところは大抵この方法で大木に仕上げている

ええええええぇぇぇぇ~~~
そうだったのですか!!
うわぁ~~謎が解けました。
そういう事だったのですね。


二ヶ領用水
桜案内、ありがとうございました。
あ、私の(笑)カンザクラが~~
もう早くも花が散る頃なのですね。
河津桜もきれい。
寒緋桜も咲いているのですね。
川崎はいいなぁ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「散歩」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事