先日、スーパーマーケットの店頭で食パンが激安でした。
私は普段、食パンは殆ど食べないのですが、MIFさんは毎日のように食べます。
いつもの食パンではなかったのですが、MIFさんにたまにはこれ食べてみる?と尋ねたところ、食べるというので購入に至りました。
なにせ今回は1斤あたり通常価格よりも100円以上お安くて、どうなっているのだろうか?と思うくらいお安かったです。
さてその食パンは普段買わないので、今まで知らなかったのですが「ユニバーサルデザインフード」と表示がありました。
ユニバーサルデザインは、服や食器、家具等では知っていたのですが、食べ物でも使うとは思ってもみなかったです。
結論から言うと、この食パンは歯茎だけでも噛み切れる(食べられる)食パンなのだそうです。
あ、だからMIFさんは以前、この食パンを「食べごたえがない」って言っていたのか、と納得しました。
私は殆ど食パンを食べませんが食べる時はたいていトーストにして食べます。
でもMIFさんは食パンを焼かずに食べることが多いです。
たから噛みごたえがないと感じるのでしょうね。
そういえば、高齢者介護ではミキサー食やトロミをつける食材があったな、と思い出しました。
ミキサー食だと元の形が分からないから、わざわざ寒天やゼラチンで元の食材の型に入れてソフトに固める技術があると聞いたことがあります。
おそらくそれもユニバーサルデザインフードとなるのでしょう。
ちょっと奥深い世界なのかもしれない…と思いました。
そしてこの食パンは30年ほど前から存在していますが、いまだ健在なのはそういった需要のおかげなのだと今更ながら気が付きまして。