送付国:フィンランド
宛先人:自然、鳥、犬が好きな女性
切手:ニホンジカ20円+カラフト犬タロ南極越冬50円
絵はがき:ゴールデンレトリーバーの子犬
文章面の装飾:インコちゃんシール、ボタンインコちゃんの切り抜きなど。
お相手の住所がやたら短い(たぶん私書箱?)ので、スペースを埋める意味合いもあってボタンインコちゃんの切り抜きを貼りました。
内容:日本のことわざに「風が吹くと桶屋が儲かる」という言葉があります。物事が思いがけない結果に繋がる、という意味です。そして切手の黒い犬はカラフト犬のタロです。65年ほど前に南極調査に同行した犬で、日本ではとても有名です、と書きました。
選んだ理由:お相手が「あなたの国の格言やことわざを書いて」とのリクエストがあったので、私が長年間違って由来を覚えていた「風が吹くと桶屋が儲かる」にしました。
この由来は、風が吹く→埃で眼病や失明する→失明者の三味線引きが増える→三味線増産で猫の皮が必要になって猫が減る→ネズミ大繁殖→ネズミが桶のタガをかじって桶が壊れる→桶屋が儲かる、だそうです。
でも私は、風が吹く→風邪を引く人が増える→死人が増える→棺桶増産→桶屋が儲かる、と思っていました。
ちなみに私の友人サクラKさんは「風邪を引く人が増える」を「火事が増える」だと思っていたそうです。
だから私もサクラKさんも冬のことわざだと思っていました。
さて今回はカラフト犬のタロの切手を使いました。
いつも思うのですが、人間の都合で南極に置き去りにされたのに、兄弟犬は剥製になった後も離れ離れに展示されているのは本当に心苦しく思います。
今やカラフト犬は日本・ロシアの双方で純血種は絶滅しているそうです。
いつもいろいろと考えさせられるタロジロの切手を使い終わって、寂しさと同時に自然科学への興味を持ちつづけたいと思いました。
今回もお相手まで無事に届きますように。
☆☆☆20220208追記☆☆☆
お相手から受取登録をいただきました。