makoto's daily handmades

Eテレ「ソーイング・ビー」第1シーズン感想

以前にもブログ記事にしましたが「ソーイング・ビー」を視聴し続けています。
今夜で第1シーズンが終わりました。
今回はネタバレが多いので、楽しみに視聴している方や録画でご覧になっている方は、ここから先はお読みにならないことをおすすめします。

元々イギリスBBCが1時間番組で放送しているモノを、Eテレが30分×2本に編集し直しています。
第1シーズンは8人が競い、BBC版で1回目の放送で2人×2回脱落、1人×1回脱落、決勝は3人で競って1人が優勝です。
優勝したのは、当初からとても上手に仕上げていた方(名前はネタバレしません)。
制作は時間内に作品を作り上げること。

課題1:指定された型紙どおりに作る作品(装飾を加えるのはOK)
課題2:指定された既製品をリメイクした作品
課題3:モデルのサイズに合った作品
この3つの課題をこなして行くパターンなのですが、これがまた時間内に作るのか大変そうです。

私はミシンを持っていませんが、以前持っていた機種は昭和の頃のモノですが、当時としては大変高性能機種でした。
それを駆使して様々なモノを作っていたので、それなりに使い慣れていました。
「ソーイング・ビー」ではそれを超える使い方をしていて驚きます。

私は仮縫いとかしつけは、しろもで手縫いするモノだと思っていたのですが、ミシンでやっているのです。
現代の日本のミシンでは「しつけモード」なんて設定があるのかな?
この番組はイギリスで2013年に放送されているし、80代の参加者もミシンでしつけをしているので、最新機能ではないと思われます。
私が義務教育を受けた昭和の頃、しろもで仮縫いせずにまち針を刺したままミシンで縫い付けるだなんてやらなかったな、と。

そしてミシンを使うことが多かった制作課題でしたが、決勝では手縫いでバッグをリメイクする課題がでます。
それまで手縫いで装飾を加える課題がなかったのですが、ここがまた時間がとても短かったのは残念でした。
決勝は3人しか残っていませんでしたから、出来上がった作品も3つだけ。
じつは今の私には、この装飾課題こそもっとじっくり見たかったのです。

このコンテストでは、縫製技術の個人差が意外と大きくて、日本人の感覚だともっと上手でないと参加しないだろうな、というレベルの方も出場しています。
それと日本とは型紙やソーイングに対する感覚が随分違うのかな?と感じるところもチラホラ感じます。
もしかして、日本の義務教育の家庭科のような授業はないのかな?と感じる発言もありました。

決勝くらいはたっぷりと時間をとって、納得いく作品づくりをできたら、また違った一面も見られたのではないかな?とも思いました。
でも毎週とても楽しみに視聴できたので、とても面白い番組でした。
私が印象に残っているのは、アンのスカート、ローレンのパッチポケット、サンドラのブラウスです。
審査員の評価とは違いますが、インパクトがありました。

それとこれまでにBBCでは第5シーズンまで放送しているそうです。
Eテレでは次のシーズンはいつかな?と思っていたら、第2シーズンを来週から同じ時間帯に放送するそうです。
楽しみです。


コメント一覧

makoto-hizikata
せしおさんへ
日本のミシンにもしつけ縫いモードがあるミシンがあったのですか、知らなかったです。
番組内では、全員が会場に置いてあるミシンを使います。
肩口のいせ込みもミシンで行っていたので、私にはもう何が何だか。
でもしつけができるミシンは、物珍しくてきょうみが沸きました。
secio11000
ジャノメの45年くらい前のミシンにしつけ縫いモードが有りましたけど他には見たこと無いですな。
現代のミシンでやるなら、送り歯を下げて生地を手で動かしながら一針ずつ粗く縫えばしつけに成ります。
makoto-hizikata
jun-sweetsさんへ
番組内で、ミシンの設定を間違えて目の粗いしつけモードで縫って失敗というシーンや、しつけ糸を取るのが大変といいながらどう見てもミシンの縫い目をほどくシーンがありました。
参加者はアマチュアソーイング愛好者なので、ミシンは家庭用だとは思うのですが、一体どういうことなのか、分からないシーンでした。
jun-sweets
ミシンにしつけモード?
私が持っているほとんど使っていないミシンでもなかった気がします。
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