先日、思い立って腹巻きを編むことにしました。
以前にも編んだことがあり、実際に使ってみてその使い勝手から不満が1つ。
お手洗いに行くとき、非常に面倒くさいということ。
どうにかできないものか、と思っていました。
そこでこんな形で編んでみました。
ミニスカートじゃあありませんよ。
灰色が上着(トップス)の裾。
緑色が腹巻き(今回編んだモノ)。
黒色がスカート(ボトムス)。
要は、腹巻きの裾をボトムスに収納しないで外側に出してしまおうというタイプです。
これだけ裾が長ければ、腹巻きの裾が太ももにもかかるし、お尻もスッポリ隠せて、暖かさを感じます。
夏に着物を着用する時、「うそつき」という肌襦袢と長襦袢を合体させた襦袢があります。
うそつきがあるから、夏でも着物を着られるという代物です。
この腹巻きも腹巻きとは思わせないような腹巻きということで「うそつきハラマキ」と呼ぶことにします。
編み方はとっても簡単。
「トランテアンだより」さんの「ブルガリアスカート」が編めれば誰でも編めます。
というよりも、ブルガリアスカート(以降ブルスカ)を途中で投げ出したような形だから、途中までできていれば、ブルスカ完成の3分の1か4分の1くらいの労力で仕上がるンじゃあないかと思います。
私は普段13号くらいの服を着ているので、160目からのスタートです。
4号輪針で160目で作り目して、一目ゴム編みで20センチくらい、増し目で320目にして二目ゴム編みで20センチくらい、あとは前身頃を5センチくらい、後ろ身頃を8センチくらい編んで二目ゴム編みのとじをして出来上がり。
糸は、札幌市のムーランルージュさんの製品ですが、極細糸だったので自分で9本ほど引きそろえました。購入したのは10年以上前なので同じ糸はもう販売していないと思います。
またこの製品はおそらく織物用の糸で防縮加工はしていないと思われたので編み終わってから縮絨(しゅくじゅう)をしました。
予定では10%くらい縮むと仮定しましたが、7%くらいに留まりました。
このブログを長く読まれている方ならなんとなくご存じかとは思いますが、私は体型がよく変わります。
今は40代になって一番痩せていますが、来年はどんな体型なのか本人も全然分かりません(汗)
今回は今後太ることを前提に編んでみましたが、絨毯では想定よりも縮まなかったので、仕上がりは少々大きめです。
とりあえず太っても大丈夫、という安心感もあります(苦笑)
ただし、編み上がってから、ちょいと大きいンだよな、というのも正直な気持ちです。
という訳でver.2を早速編み始めました。