makoto's daily handmades

お手伝い 1月7回目 薪運び&剪定枝粉砕&癒合剤塗布&太枝切り

早朝の出勤がつらい寒さです。

↑地面に霜が降りています。

↑朝8時頃までこんな感じで、その後は融けて暫くはビチョビチョ。

午前9時過ぎにやっと乾く感じです。

 

そのため8時過ぎまでは、丘の下の果樹園から丘の上の果樹園に薪運びをしました。

果樹園用の運搬車を使うので、基本的には運搬車に切り倒した果樹(薪状に切り分け済み)を荷台に載せたり降ろしたりします。

薪にした果樹は、知り合いの方にお分けしたりします。

知り合いの方の中には、お風呂が薪で沸かしたり、薪ストーブを使っている方がいらっしゃって、いずれ引き取りに来てくださいます。

実家にとっては販売ではなく、そのまま引き渡すだけ。

あとは粉砕したり、腰掛け代わりに使っていることもあります。

掘り起こした果樹の根は薪にはなりませんので、粉砕か廃棄にしかなりません。

根にからむ泥をこそげ落とすのも意外と大変で、粉砕できない(チッパーに泥が詰まって故障の原因)ことも多く、廃棄になる方が多いかもしれません。

こういう処分しなければならない果樹も一定数あるので、農業のごみ問題はなかなか解決しないものです。

よく家庭ごみの量が⋯とごみの減量を行政が呼びかけますが、家庭に物資が届けられる前段階で、どれだけ廃棄物が出ているかなんて、消費者は知らないものねぇ、と思ってしまいます。

 

この後は、チッパーで剪定枝の粉砕、太枝切り、癒合剤塗布をしました。

丘の上の果樹園で作業しましたから、暖かいを通り越して暑い⋯。

落葉果樹の園での労働は、意外なことが多いです。

例えば、日焼けしやすいのは冬〜春。

夏は思ったよりも日焼けしません。

それは晩秋に落葉して、春の芽吹までは樹に葉っぱはありませんから、たとえ日差しが弱弱しくても、冬の方が日焼けしてしまいます。

逆に芽吹以降は、耐え難い暑さはあっても、葉っぱで日差しを遮ってくれるので、日焼けはしにくいものです。

 

でも世の中、日焼け止めクリームが爆売れするのは春〜夏。

この時期は日焼け止めクリームが品切れのお店が多いのがちょっと困るンですよねぇ。

 

さて、この日は初地蔵だったので、例のお地蔵さまに帽子と前掛けを奉納しました。

祖母がお地蔵さまの帽子はふっくらしていないといけない、と言うので少しオーバーサイズです。

ここのお地蔵さまは着ぶくれした姿が信仰の証、というタイプです。

昨年大晦日に切り裂きジャックによって、無断でこれまで200年以上続いてきた奉納襷が根こそぎ切り刻まれました。

だから私にはお地蔵さまが、寒々しい、可哀想、憐れ、不憫、気の毒、絶句、空虚、無念等など、言葉で表現しきれないほどの状況です。

少しでもお地蔵さまを慰めたい⋯一方でこの慰めたいのは、祖母の心だったり、自身の心なんだと思います。

お地蔵さまが早く着ぶくれしてくれますように。

最近の祖母は認知が多少怪しくなってきて、少々怒りっぽくなってきました。

私が帽子と前掛けの奉納をしたことで、祖母の気持ちが少しでも安らげたらいいな、と思っています。

次回も楽しくお手伝いしたいです。

コメント一覧

makoto-hizikata
うさぎさん、コメントありがとうございます。
私が手芸好きなのは祖母のおかげです。
祖母はもう手芸はしないので、祖母の代わりに作ったに過ぎませんが、やはり楽しんで作れたのでそれだけでも満足です。

運搬車が無かった時代を私には想像できません。
それくらい私は近現代の農業しか知らないンだなぁ、と感じる瞬間でもあります。
石油燃料が無ければ、今を生きる人々に十分な食料
を行き渡らせることができない、と農作業を手伝うようになってしみじみ感じています。
kinntilyann
おはようございます(⁠^⁠^⁠)/

お疲れ様です。

地蔵さまのお帽子とてもとても素敵です!
さすがだ!!
お祖母ちゃんも地蔵さまも大喜びでしょう(⁠^⁠^⁠)v

運搬車は強い味方!
長野の家の農機具はほとんど農協に引き取ってもらったのですが、運搬車は残してあります(⁠^⁠^⁠)v

良い1日でありますように(⁠^⁠^⁠)/
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