makoto's daily handmades

悲しい報道体制

今日、午前10時ころだったと思うのだけど、テレビをつけてビックリした。

私が住む所では、NHNのヘッドラインで熊本地震の情報が皆無だったのだ。
神奈川は東京と同じくらいチャンネル数があるし、BSも含めて全然報道がない。
ケーブルテレビならやっていたのか?でもなんで 地上波で放送しないのだろうか?

東日本大震災のときは、東北地方とは隣り合わせの関東だからまだまだ特番をやっていた時期だ。
九州は関東から遠いから?
凄く悲しかった。

現地では今にも崩れそうな家屋の前で、報道陣がその瞬間を待ち構えていて被災者の人がもっと報道すべきことがあるだろう、悲しいと意見を寄せる視聴者かいた。

NHNはTPP関連国会だからどうしても外せない。これも国民生活に欠かせない議論だから。

それなら民放が報道スクラムを組むなり、在京各局は輪番制で報道しないのか?
熊本や大分にご縁のある人に絶え間なく報道すべきではないかと思う。

地元局は、どこで何が配られるのか、今困っていることを伝え、他の地区から何を持ってくるべきなのかを発信して欲しい。
以前被災した地域の放送局は、被災時に何が役立ったのかの情報を伝えて欲しい。

その橋渡しを担うのが在京キー局だと思うのだが。


さて、東日本大震災の時に首都圏でも頻繁に小さい地震が起きて、私は眠れない、気分が悪い、と言った症状がでた。
意外と役立ったのは、車の酔い止め。
地震がないときでも身体がユラユラ動いている感覚があったからだ。
私は車酔いをしやすいので、試しに酔い止めを飲んだら、気分が悪いのはだいぶ治まった。
あとはご近所のタワマンを見上げないこと。
タワマンは免震構造のせいか、いつまでもユラユラ動くので視覚的な平衡感覚がおかしくなりやすい。

地味にダメージがあったのは、ブロック敷の歩道がガタガタになって歩きづらく転びやすくなることと、やはり視覚的にユラユラする。
うちのご近所の場合、住民も多く、主要駅なのにブロック敷歩道の改修が完了するまでに1年半くらいかかっている。
長い間、歩道はガタガタだったので足が不自由な人やお年寄りはさぞ困っただろう。
私は自分が足を骨折する前だったからまだましだが、昨年の今頃では通勤時に泣くほど足が痺れたかも…と思っている。

こう言う情報はネットでしか拾えない。
熊本や大分の被災者の皆さんに比べ、周辺地域の方々のことは何も伝わらない。
在京キー局の報道では「広域避難」の言葉も出ているのだが、果たしてその言葉は被災者に届いているのだろうか?

報道から聞こえるリポートは果たして被災者の代弁ができているのだろうか?

地震で生き残った方々が、健康をくずしませんように。
報道では届かない声が、行政に届きますように。
地震で不安が募る方に心穏やかな時間が少しでも取り戻せますように。
もうこれ以上の天変地異が起きませんように。
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