わかちゃん(オス9歳)とお別れの日となりました。
わが家で孵ったのは2012年11月29日。
あと少しで10歳でした。
人間ならだいたい80歳くらいの年齢です。
ここ1年くらいはだいぶ年齢を感じさせる行動が増えてきて、夏の終わりくらいから元々少し小さな身体がさらに小さくなって来たので私も心の準備はできていましたけれど、やはり悲しみは深いです。
わかちゃんは卵の頃から知っている…そんなわかちゃんが大好きでした。
卵から孵って、2日目からぐりちゃん(母親)がいない隙に観察させてもらったり、大きくなってもはくちゃん(父親)から餌をねだってみたり。
わかちゃんがオモチャのボールを足で掴んで飛ぶ姿に、セキセイインコの能力の高さにビックリしたっけ。
時々床を歩いていて、私のつま先をツンツンとつつき、私が左足の甲に疼痛があるのを知らず、ピョンッと飛び乗ってきたっけ。
そのたびに強烈な痺れに飛び上がって悲鳴をあげる私をよそに、わかちゃんが飛び立って逃げる…懐かしいなぁ。
セキセイインコを飼ってからよくわかったけれど、鳥は空を飛ぶのは嫌いです。
わかちゃんは床歩きが好きだったし、床に座布団を積んだり、ビーズクッションを置くとその上をよじ登ってみたり。
たくさんのかわいい表情を見せてくれました。
この10年間、私の生活に彩りを与えてくれたンだな、本当にありがとう、と感謝でいっぱいです。
そして卵から亡くなるまでのわかちゃんの全生涯に対して責任をもって飼育させてもらったとしみじみ感じ入っています。
在りし日のわかちゃん。
母親譲りの美しい若竹色の羽根から「わか」と名付けました。
老いても「わか」。
本当にありがとう。そしてお疲れさまでした、安らかに虹の橋を渡ってください。