中日・森野の打撃が覚醒

中日の森野の打撃がすごいことになっている。

オールスターＧＡＭＥ１では４安打。

その後の巨人との３連戦では、まるで打ち出の小槌のようにヒットを連発。「ヒットというのはこんなに簡単に打てるもんなのか？」とＭＡＫＯＴＯをあんぐりさせた。

極め付けが１日の１試合３ホームラン。しかもホームランの出にくい甲子園で打つのだからすごいとしか言いようがない。金本でも甲子園で１試合３本はないのではないか？

ここまで打率.336ホームラン16本57打点は及第点だろう。

森野といえば内外野どこでも守れるユーティリティーな選手として有名で、その能力が買われて2008年には北京五輪の代表選手にも選ばれている。

だが今年は打撃が覚醒。ユーティリティーという次元を超え、中日の中心選手になりつつある。
2006年にはあの立浪からレギュラーを奪ったほどの選手であるが、いかんせん地味で目立たないというのが玉にキズ。
森野自身も今年のオールスターで中日の選手の得票数が伸び悩んだことを嘆いていたらしいが、中日というのは落合が監督になってから、玄人受けするようなチームなので、それは仕方ないか。