中日の次期監督問題が注目を浴びている。
高木監督が契約満了で退陣することは夏場から規定路線で、候補には立浪和義氏、かつて横浜で監督経験がある牛島和彦氏、82年の優勝メンバーでメジャーで監督経験もあるモッカ氏の名前が挙がっていたが、1日のスポニチの1面に落合の名前が出たことには驚いた($・・)/~~~(思わずいつも買っている報知ではなくスポニチを買おうかと迷ったほどだ)
ヘッドコーチとして落合を支えた森繁和氏は1日、名古屋のテレビ番組に出演し、「やってくださいと言われれば、(落合は)やらない理由はないと思う」とコメントしたという。地元・名古屋でも待望論が湧いているという。
落合といえば名古屋ではあまり人気がない。86年のオフにロッテとのトレードで中日に加入し7年間プレーしたが、FA制度が導入されると、天敵である巨人にあっさり移籍してしまったのがその理由である。落合は2004年から8年間、中日の監督として指揮し、リーグ優勝4回、日本一1回、8年間すべてAクラスと、球団史上最高の成績をあげながら、「落合では客が入らない」と2年連続でリーグ優勝したにも関わらず、2011年に契約満了で退団に追い込まれた。
だが中日一筋でプレーし高木守道が監督になってもナゴヤドームが満席になることはほとんどなく、今年はチームの成績も悪いことから空席はさらに目立った。落合は「勝つことが最大のファンサービス」と言ってはばからないが、やはり強くないと客は入らないということにようやく気付いたらしい。
とはいえ、仮に名将・落合が復帰したとしても前途は厳しい。
岩瀬・谷繁・和田・井端・荒木・森野の主力は全員35歳以上(和田、谷繁は40歳を超えている)。かといってそれに代わる選手はまるで育っていない。浅尾は肩痛から復帰したものの、かつての球威は影を潜めている。チームは大きな転換期を迎えているといっていいだろう。こういうチーム状態を落合はどう立て直すのか?
見てみたい気がする。
私がツイッターやfacebookで交流があるスポーツライターの赤坂英一氏によると、巨人の関係者に「落合中日監督復帰説をどう思うか」と聞いたところ、多くがいい顔をしなかったという。逆にいえば、それだけ相手に恐れられているということ。はたして再び落合が戻ってくるのか?戻ってくれば3年ぶり。そういえば原辰徳もわずか2年間のブランクで巨人の監督の座に戻ってきた。落合はどうか?早ければ6日にも答えは出る。
現在は講演三昧の生活で、こんな本まで出している。また闘いの場に戻ってくるのか…。私なら戻らないけどね。今の生活の方が楽でしょ。わざわざ‘火中のクリを拾う’必要はないと思うんだけど、勝負の世界に生きた男はやっぱり「現場」に戻りたいらしい。
因縁の原巨人
落合中日の闘いは再び見られるのか?
高木監督が契約満了で退陣することは夏場から規定路線で、候補には立浪和義氏、かつて横浜で監督経験がある牛島和彦氏、82年の優勝メンバーでメジャーで監督経験もあるモッカ氏の名前が挙がっていたが、1日のスポニチの1面に落合の名前が出たことには驚いた($・・)/~~~(思わずいつも買っている報知ではなくスポニチを買おうかと迷ったほどだ)
ヘッドコーチとして落合を支えた森繁和氏は1日、名古屋のテレビ番組に出演し、「やってくださいと言われれば、(落合は)やらない理由はないと思う」とコメントしたという。地元・名古屋でも待望論が湧いているという。
落合といえば名古屋ではあまり人気がない。86年のオフにロッテとのトレードで中日に加入し7年間プレーしたが、FA制度が導入されると、天敵である巨人にあっさり移籍してしまったのがその理由である。落合は2004年から8年間、中日の監督として指揮し、リーグ優勝4回、日本一1回、8年間すべてAクラスと、球団史上最高の成績をあげながら、「落合では客が入らない」と2年連続でリーグ優勝したにも関わらず、2011年に契約満了で退団に追い込まれた。
だが中日一筋でプレーし高木守道が監督になってもナゴヤドームが満席になることはほとんどなく、今年はチームの成績も悪いことから空席はさらに目立った。落合は「勝つことが最大のファンサービス」と言ってはばからないが、やはり強くないと客は入らないということにようやく気付いたらしい。
とはいえ、仮に名将・落合が復帰したとしても前途は厳しい。
岩瀬・谷繁・和田・井端・荒木・森野の主力は全員35歳以上(和田、谷繁は40歳を超えている)。かといってそれに代わる選手はまるで育っていない。浅尾は肩痛から復帰したものの、かつての球威は影を潜めている。チームは大きな転換期を迎えているといっていいだろう。こういうチーム状態を落合はどう立て直すのか?
見てみたい気がする。
私がツイッターやfacebookで交流があるスポーツライターの赤坂英一氏によると、巨人の関係者に「落合中日監督復帰説をどう思うか」と聞いたところ、多くがいい顔をしなかったという。逆にいえば、それだけ相手に恐れられているということ。はたして再び落合が戻ってくるのか?戻ってくれば3年ぶり。そういえば原辰徳もわずか2年間のブランクで巨人の監督の座に戻ってきた。落合はどうか?早ければ6日にも答えは出る。
![]() | 戦士の休息 |
落合 博満 | |
岩波書店 |
現在は講演三昧の生活で、こんな本まで出している。また闘いの場に戻ってくるのか…。私なら戻らないけどね。今の生活の方が楽でしょ。わざわざ‘火中のクリを拾う’必要はないと思うんだけど、勝負の世界に生きた男はやっぱり「現場」に戻りたいらしい。
![]() | 原辰徳と落合博満の監督力 |
張本 勲 | |
青志社 |
因縁の原巨人
