巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

今の日本代表には刺激というか毒が必要

2013-10-18 22:42:05 | サッカー
日本0-1ベラルーシ

サッカー日本代表は15日、一度もW杯に進出したことがないベラルーシにアウェーとはいえ敗戦。今回の東欧遠征は1点も奪えずに終わった。一部ではザック解任論まで出ている。非常事態といってもいいかもしれない。

このままで行ったら確実に8ヶ月後に迫ったブラジルでのW杯で決勝トーナメントに進出するのは無理だろう。2010年は直前まで岡ちゃん解任論が出ていたが、それこそ本番直前でエースの中村俊輔をスタメンから外し、阿部をアンカーにして守備的な布陣でベスト16にまで進出した。

ザックはどういう決断を下すか?彼が岡ちゃんのように守備的布陣にするとは思えない。あのイタリアのセリエAでも3-4-3の攻撃的布陣を貫いた人だ。個人的にも守備的にすればブラジルW杯でもベスト16に進出できるかもしれないが、それでは4年前と変わらない。進歩がないのだ。

いろんな記事を見ると、今の日本代表の選手同士の仲は極めて良好だそうだ。
だが、今の日本代表には刺激というか毒が必要だと思う。
トルシエの時は監督自身が毒だった。ジーコの時は中田英寿がその役割を担った。

今日の報知には現在得点ランキング首位の大久保(川崎F)を招集すると載っていた。Jで結果を出している選手が代表に呼ばれることはJにとってもいいことだと思う。だが彼1人では毒には成り切れない。もう1人いるじゃないか。誰よりも勝利に飢え、日の丸のために戦う男が。そう、田中マルクス闘莉王である。

なぜ彼を呼ばないのかまったくもって理解不能だ。
森重・栗原・伊野波・水本を呼ぶくらいなら闘莉王の方がはるかにマシだ。彼の強烈な個性なら毒に成りえる。

今度は11月16日にオランダ戦、19日にベルギー戦(会場はいずれもベルギー)が待っている。ここで無様に連敗するようなら私はザックの解任を要求する。確かにW杯出場は問題なく果たしたが、今の日本代表はそこが目標ではない。実際にオーストラリア監督のオジェック(元浦和レッズの監督でもある)もW杯出場を決めながら親善試合でボロ負けして解任されているしね。
ザックが次のベルギー遠征でどのようなメンバーを選ぶのか、今から楽しみにしている。


最後に、香川と吉田は所属クラブで出場機会に恵まれていない。実際、香川はベラルーシ戦後に「試合勘不足」を口にしている。現状の状態が続くなら冬に移籍することも考えなければならないだろう。香川の場合、古巣のドルトムントが諸手を挙げて歓迎するだろう。吉田は…オランダかな?

巨人連勝 菅野完封 瓢箪から寺内?

2013-10-18 17:08:47 | 巨人
巨人3-0広島

CS第2戦は菅野が広島打線を完封する見事なピッチングで巨人が連勝
アドバンテージの1勝を含めて3勝0敗とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。

見事なピッチングだった。11奪三振はCSタイ記録。完封はCS(が始まって7年になるが)史上初。今シーズン最高の出来だったと言えるだろう。広島とはこれで8度目の対戦となるが、これまでほとんど投げなかったフォークボール(全109球中、25球。数字にすると22.9%)を多投。最後のピンチもフォークでセンターフライに打ち取った。これまでとは違う配球に広島打線が対応できなかった。阿部の見事なリードとも言える。

私が感心したのは6回表1アウトの場面。ここまで菅野はノーヒットノーランだった。バッターは代打・天谷。打球はボテボテのピッチャーゴロ。菅野はボールを取ると「間に合わない」と判断し、無理に1塁に投げなかった。この冷静さこそ菅野の真骨頂。テレビのゲスト解説を務めた前田智徳が「完成度が高い」と言う所以である。

若いピッチャーならあわてて1塁に投げて暴投。打者が2塁へ進塁となったかもしれないが、ノーヒットノーランであったにも関わらず投げなかった所に大人ぶりを感じた。ドームに観戦に訪れた長嶋終身名誉監督が報知のコラムで「セを代表するマエケンに堂々と投げ勝った。今度は日本シリーズで、無敗の楽天・田中と投げ合ってどんな投球をするか見てみたい」と書いていたが、私も同感。ひょっとすると日本シリーズ第1戦先発もあるかもしれない、そう思わせる投球だった。


投のヒーローが菅野なら、打のヒーローはあら、びっくりの寺内だ。
3回1死1・2塁の場面でまさか、まさかのホームラン。瓢箪から寺内と言ったところか…。プロ7年で通算ホームラン4本の寺内がマエケンから打つんだから、そうも言いたくなる。マエケンもマウンド上でがっくりしていた。

得意の守備ではがっちり。「中井、早く戻ってこないかな」と思っていたが、ポストシーズンはロースコアの展開が多い。長く実戦を離れ、守備に不安のある中井が日本シリーズには間に合いそうな気配だが、間に合ってもセカンドは寺内で行くだろう。

原監督は「流動的なのは2番と8番」と言っていたが2番・寺内、8番・亀井がいい仕事をしている。両者とも守備力は高いのでここが固定できれば大きい。

一方で何気に不安なのが由伸。第1戦は4タコ。この日も2打席凡退で3打席目には代打を送られた。凡退の内容も悪い。第3戦はボウカーに代えてくるかもしれない。凡退の内容が悪いのは坂本も一緒である。