西村健太朗が登録を抹消された。
7月26日のナゴヤドームでの中日戦に6回2死3塁から登板も、3者連続四球を与えて同点に。直後に森野に走者一掃の2塁打を打たれ、アウトを1つも取れずに降板。負け投手になったのが原監督の逆鱗に触れた。プロで実績もある投手が登板後3者連続四球ではチームの士気にも関わるというもの。登録抹消は妥当な決断だと思う。
西村の不調での2軍落ちはこれで2度目。昨年42セーブをあげセーブ王のタイトルまで獲得した男がもがき苦しみ‘試練の時’を迎えている。オフに浮かれて遊んでいたかというとそんなことは断じてない。優勝旅行も辞退して正月返上でアメリカでトレーニングするほどの男。09年に受けた右肘の手術がきっかけで自己管理に目覚め、原監督からは「シーズンオフの自己管理はチーム内でもトップクラス」と評されるほどだ。
「心技体」という言葉があるが、今の西村に欠けているものは間違いなく「心」だと思う。今年は表情にまるで自信を感じられない。不安そうな顔つきをしているのである。昨年の日本シリーズの第5戦。同点の9回に登板し、投手の則本に四球を与えたことがきっかけで勝ち越し点を奪われたことが、まだトラウマとなっているのかもしれない。
もともと性格的には優しく、抑え投手向きではない。
来年のチームの補強(オリックスの金子を狙うという話もある)次第だが、中継ぎ・抑えから先発にまた戻すというのも1つの手かもしれない。長年抑えを務め、重責から結果が出なかったDeNAの山口俊が先発に転向して結果が出ているという例もある。
メンタル面は投手コーチの指導の範囲ではないため、カウンセリングを受けるとかもありかなと。
メンタルでのタフさで言えば広陵高校の大先輩・金本知憲氏。彼にアドバイスを求めるのも1つの手かもしれないが、ライバルの阪神OBだからねぇ。
個人的には、今年に関しては西村は戦力の構想から外れたと見ている。
這い上がれるか、このまま打ちのめされたままか。それは西村次第である。
7月26日のナゴヤドームでの中日戦に6回2死3塁から登板も、3者連続四球を与えて同点に。直後に森野に走者一掃の2塁打を打たれ、アウトを1つも取れずに降板。負け投手になったのが原監督の逆鱗に触れた。プロで実績もある投手が登板後3者連続四球ではチームの士気にも関わるというもの。登録抹消は妥当な決断だと思う。
西村の不調での2軍落ちはこれで2度目。昨年42セーブをあげセーブ王のタイトルまで獲得した男がもがき苦しみ‘試練の時’を迎えている。オフに浮かれて遊んでいたかというとそんなことは断じてない。優勝旅行も辞退して正月返上でアメリカでトレーニングするほどの男。09年に受けた右肘の手術がきっかけで自己管理に目覚め、原監督からは「シーズンオフの自己管理はチーム内でもトップクラス」と評されるほどだ。
「心技体」という言葉があるが、今の西村に欠けているものは間違いなく「心」だと思う。今年は表情にまるで自信を感じられない。不安そうな顔つきをしているのである。昨年の日本シリーズの第5戦。同点の9回に登板し、投手の則本に四球を与えたことがきっかけで勝ち越し点を奪われたことが、まだトラウマとなっているのかもしれない。
もともと性格的には優しく、抑え投手向きではない。
来年のチームの補強(オリックスの金子を狙うという話もある)次第だが、中継ぎ・抑えから先発にまた戻すというのも1つの手かもしれない。長年抑えを務め、重責から結果が出なかったDeNAの山口俊が先発に転向して結果が出ているという例もある。
メンタル面は投手コーチの指導の範囲ではないため、カウンセリングを受けるとかもありかなと。
メンタルでのタフさで言えば広陵高校の大先輩・金本知憲氏。彼にアドバイスを求めるのも1つの手かもしれないが、ライバルの阪神OBだからねぇ。
個人的には、今年に関しては西村は戦力の構想から外れたと見ている。
這い上がれるか、このまま打ちのめされたままか。それは西村次第である。