さんまに「実在する人？」と言われた池田恒興

先日、放送された「さんまのまんま」にゲスト出演した向井理と高島政宏。10月からフジの看板番組である‘月９’のドラマ「信長協奏曲」に出演するための番宣も兼ねて（最近、ドラマに出演となるとバラエティ番組に番宣で出る羽目になる。いつからこうなったのか？）。そこで向井理が「僕は信長の家臣の池田恒興を演じます」と言うと、さんまが

実在する人？

と聞き返したので思わず「当たり前やろ！」とずっこけそうになったのだが、よくよく考えると高嶋政宏が演じる柴田勝家はさすがに歴史が疎い人でも知っているだろうが、池田恒興は知られていないのかもしれない。

池田恒興の母は信長の乳母であり、信長の父・信秀と再婚して側室となっているため、信長とは乳兄弟であり、義理の兄弟でもあるほど身近な間柄。年齢も信長と２つしか違わない。幼少の頃から小姓として織田氏に仕え、桶狭間の戦いを始め、信長の主だった戦にはほとんど参戦している。

信長の死後、織田家の跡目を決める清州会議には関東から戻らぬ滝川一益の代わりに参加しているほどの武将である（後に秀吉と家康が戦った小牧・長久手の戦いでは秀吉に味方するも戦死）。ちなみに映画「清州会議」で池田恒興を演じたのは佐藤浩市。大河ドラマ「信長」では主役の信長が緒形直人。池田恒興は緒形とよく共演した的場浩司が演じた。

今回のドラマで信長を演じるのは小栗旬だが、その兄弟的存在として年齢が近い向井理がキャスティングされたのだろうが、２人が共演するとはさすがに月９、豪華である。
最近「信長のシェフ」など、織田信長を題材とする漫画は多いと聞くがこれもその１つ。
７月の月９「ＨＥＲＯ２」は視聴率は20％を超えたが、今回はどうであろうか？

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