2020年に東京でオリンピックが開催されるのは日本人ならほとんどの人が知っているとは思うが、その前年である2019年に日本であるスポーツのビッグイベントが行われることをどれだけの人が知っているだろうか?
おそらく渋谷あたりで無作為にアンケートを取ったら答えられる人は1割もいないのではないだろうか。
年が明け、2014年になったからあと5年しかないのだが、日本では盛り上がる気配を全く感じない。
答えを明かすと2019年に日本でラグビーのW杯が開催されるのである。
サッカーのW杯が日本で行われる5年前の1997年。多くの人が日本(正確には日韓共催)でW杯が開催されることは知っていた。それまで日本はW杯に出場していなかったから、この年の予選で何としても自力でW杯に出るんだと意気込んでいた年だった。
ラグビーはその点、出場経験は多くあるのだが、ひとつ気になるデーターがある。
ネットで「年末年始のスポーツ行事で楽しみなのは」というアンケートが行われた。結果は、
大学ラグビー選手権 5.4%
箱根駅伝 50.4%
実業団駅伝 2%
サッカー天皇杯 7.3%
高校サッカー 6.8%
高校ラグビー 3.4%
競馬 4.1%
競輪 1.5%
格闘技 2.3%
フィギュアスケート全日本選手権 10.3%
その他 6.7%
となった。高校、大学ラグビー合わせてもわずか8.8%しかない。1割(10%)にも満たないのだ。これは危機的数字だと言っていい。
大学ラグビーと言えば80年代後半から90年代はものすごく人気があった。国立で行われる早明戦はあまりの人気にチケットは抽選で当たらないと入手できなかった。今でいえばサッカーの日本代表の試合並みにチケット入手が困難だったのである。だがそれは昔話。13年の早明戦は改修前最後の国立ということもあり、両校の呼びかけで満員になったものの、ここ数年は空席ができる有り様だった。
こういう状況に日本ラグビー協会が何か手を打っているような動きは私が知る限り見られない(もちろん知らないところで動いているとは思うが‥‥)。もうあと5年しかない。危機的状況にあることを協会の方は理解しているのだろうか?
お・も・て・な・し
をするのは2020年からではなくその1年前、2019年からである。
80年代後半にラグビー人気が急騰した理由の1つとしてドラマ「スクールウォーズ」の影響があった。このドラマを見て、ラグビーを始めた人は多いと聞く。あの熱血ぶりが今の少年の共感を呼ぶかはわからいが、坂口憲二あたりに主演させて、新たなドラマを作るのも1つの手だ。
おそらく渋谷あたりで無作為にアンケートを取ったら答えられる人は1割もいないのではないだろうか。
年が明け、2014年になったからあと5年しかないのだが、日本では盛り上がる気配を全く感じない。
答えを明かすと2019年に日本でラグビーのW杯が開催されるのである。
サッカーのW杯が日本で行われる5年前の1997年。多くの人が日本(正確には日韓共催)でW杯が開催されることは知っていた。それまで日本はW杯に出場していなかったから、この年の予選で何としても自力でW杯に出るんだと意気込んでいた年だった。
ラグビーはその点、出場経験は多くあるのだが、ひとつ気になるデーターがある。
ネットで「年末年始のスポーツ行事で楽しみなのは」というアンケートが行われた。結果は、
大学ラグビー選手権 5.4%
箱根駅伝 50.4%
実業団駅伝 2%
サッカー天皇杯 7.3%
高校サッカー 6.8%
高校ラグビー 3.4%
競馬 4.1%
競輪 1.5%
格闘技 2.3%
フィギュアスケート全日本選手権 10.3%
その他 6.7%
となった。高校、大学ラグビー合わせてもわずか8.8%しかない。1割(10%)にも満たないのだ。これは危機的数字だと言っていい。
大学ラグビーと言えば80年代後半から90年代はものすごく人気があった。国立で行われる早明戦はあまりの人気にチケットは抽選で当たらないと入手できなかった。今でいえばサッカーの日本代表の試合並みにチケット入手が困難だったのである。だがそれは昔話。13年の早明戦は改修前最後の国立ということもあり、両校の呼びかけで満員になったものの、ここ数年は空席ができる有り様だった。
こういう状況に日本ラグビー協会が何か手を打っているような動きは私が知る限り見られない(もちろん知らないところで動いているとは思うが‥‥)。もうあと5年しかない。危機的状況にあることを協会の方は理解しているのだろうか?
お・も・て・な・し
をするのは2020年からではなくその1年前、2019年からである。
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クリエーター情報なし | |
TBS |
80年代後半にラグビー人気が急騰した理由の1つとしてドラマ「スクールウォーズ」の影響があった。このドラマを見て、ラグビーを始めた人は多いと聞く。あの熱血ぶりが今の少年の共感を呼ぶかはわからいが、坂口憲二あたりに主演させて、新たなドラマを作るのも1つの手だ。
日本ラグビー2019への試練 | |
日本ラグビー狂会編・著 | |
双葉社 |
また、ラグビーの世界的選手は、サッカーの世界的選手ほど名が知れていないので、サッカーのW杯のように有名な選手を見に行くという動機もないかもしれません。
それでも、ナビスコ杯の決勝の日に行われた、日本代表対ニュージーランド代表はチケットが完売するなど、本物のラグビーに対する憧れは日本人にもあると思います。私もオールブラックスが秩父宮に来るなら是非行きたいと思っている一人です。
全試合満員というわけには行かないと思いますが、きっと人気は出るだろうと、私は楽観論者ですが、能天気でしょうかね?
私もオールブラックスの試合は一度見てみたいです。
問題はそれ以外のカード。例えばイングランド対フランスでどれだけの観客を呼べるかですね。
日本のラグビー人気が下火であることは確かです。最近は少子化の影響もあって、高校ラグビーは合同チームで出場というケースも多く見られるそうです。現に私が通っていた学校はラグビー部は廃部になったと聞きます。
一時期、平尾誠二さんがラグビー経験者じゃない人を集めて鍛えるというプロジェクトをやったりしましたが、見事に失敗しました。
事態は結構深刻だ、というのが私の個人的な意見です。もちろん、このW杯を契機にラグビー人気復活を望んではいますが‥‥。