シャルケ2-0ヘルタ・ベルリン
世紀末、イタリアの地で中田英寿(ペルージャ)と名波浩(ヴェネツア)の日本人対決が実現した時はマスコミは大騒ぎしたものだが、時は2014年、干支も一回りするとそれが珍しくなくなった。
特に10人をも超える日本人プレイヤーが活躍するドイツのブンデスリーガでは、ほぼ毎節のように日本人対決が実現する。今回は内田篤人(シャルケ)と細貝萌、原口元気(ヘルタ・ベルリン)の対決が見られた。
内田はシャルケ在籍5年目。もう当たり前のように右サイドバックでスタメン出場。
細貝は4-1-4-1のアンカーでフル出場した。アギーレジャパンで要となるアンカーのレギュラーを確保しそうな細貝には所属チームの監督の信頼も高いという。浦和時代、どことなく不安そうにプレーしていた姿はもうない。
その浦和からこの夏に移籍した原口元気は後半27分から途中出場。中盤の左ハーフに入り、内田とマッチアップすることになった。持ち味の切れ味鋭いドリブルを見ることはできなかったが、正確なサイドチェンジのパスを出すなど上々の出来だった。
ブラジルW杯以降、怪我の再発もあってアギーレジャパンには招集されていない内田だが、今度の11月の親善試合には呼ばれるとのこと。この日のプレーに現地紙も
8分、物の見事な横パスから試合をスタートさせたが、それを受けたフンテラールがシュートをゴールから逸らすヘマをしたことで、内田にスコアポイントがつかなかった。ハーフウェーラインを何度も超えて上がった内田は長い時間に渡って、シャルケで最も勇敢なディフェンダーだった。
と評価している。代表引退も噂された内田だが、年齢を考えるとロシアのW杯は十分狙える。まだまだ代表のユニフォームを着てほしいものだ。
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確かに違和感がありますね。
それだけ日本人選手が海外でプレーすることが珍しかった時代だったということでしょう。
1990年代からしばらく、海外サッカーというとセリエAでしたが、今ではスペイン、イングランドの方が注目されるようになってきました。選手名鑑でもこの2カ国が最初に掲載されてますからね。
ただこの2大リーグに吉田麻也(サウサンプトン)しかいないのは残念なことです。