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基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

ヤヤ・トゥーレと日本代表報道

2014-02-08 11:21:09 | サッカー
マンチェスター・シティ0-1チェルシー

優勝争いを占う大一番はここまで平均得点が3点に迫るほどの破壊力をみせるシティをアウェイのチェルシーが完封し勝利。この結果、アーセナルが首位に躍り出た。

シティの試合はその前節のトットナム戦とチェルシー戦を2節続けて見たが、一番の存在感を放ったのがヤヤ・トゥーレだった。
191センチ90キロと体格に恵まれたボランチのこの選手は、守備では相手の攻撃の芽を摘み、攻撃では多彩なパスでチャンスを作り、時にはミドルシュートでゴールを狙う。日本の遠藤保仁をさらにスケールアップさせた選手で現在、世界でも最高峰のボランチだろう。日本はヤヤ・トゥーレを止められるだろうか?というのも、彼はコートジボワール代表選手。そう、日本が初戦で対戦する相手なのだ。

昨年12月、ブラジルW杯の抽選会が行われ日本はコートジボワール、ギリシャ、コロンビアと同組となった。いずれの国もW杯の優勝経験はない。しかもW杯の実績を見ると…

コートジボワール 出場2回 1次リーグ敗退2回
ギリシャ 出場2回 1次リーグ敗退2回
コロンビア 出場4回 ベスト16・1回 1次リーグ敗退3回
日本 出場4回 ベスト16・2回 1次リーグ敗退2回

なんと日本が一応ではあるが、実績では一番結果を残しているのだ
死の組を回避したことを受け、メディア・サポーター間では「決勝トーナメント行ける!」「3連勝狙える」と浮かれモード。

おいおいおい、そんな甘くねえよ。だいいち、他の3カ国もみんな「決勝トーナメント行ける」って思ってるよ。と冷めた目で見ていたのだが、そんなわたしに追い打ちをかけたのがテレビでのゲームを利用したシュミレーション報道。
私はゲームには疎いので、「今のゲームはスゴいリアルだなあ」と思うのだが、そのシュミレーションであらゆる局(NHKまでやっていたのには閉口した)で日本が決勝トーナメントに進出したのである。んな、バカな
サッカーを全く知らない私の母親ですら「こんなうまくいくかしら」と言っていたほどである。

4カ国の実力を、冷静に判断すれば日本が予選リーグ敗退というケースもあったはずだ。だが、そういう都合の悪いのは局のイメージダウンになるのか、日本サッカー協会から今後協力してもらえなくなるのかはわからないが、放送されないのだ。そう、「臭いものには蓋をしろ」状態なのだ。

にわかファン(代表の試合しかサッカーを見ない)はこれを真に受け「勝てるぞ」とはしゃぐ。
これで予選リーグを突破できればいいのだが、敗退となれば必殺の‘手のひら返し’が待っている。
ホント、日本と言う国はスポーツに関してはバカばっかりの国だとつくづく思う。


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2 コメント

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冷静な目が大事 (kobby)
2014-02-08 17:53:06
MAKOTOさんもヤヤ・トゥーレに注目しているのですね。私もヤヤ・トゥーレがボランチとして必要な要素をすべて持っていることに注目しています。年齢的にはベテランですが、ここにチェックに行くのは本田圭佑なので格負けしないか気になります。

もちろん、日本の一次リーグ通過は私も楽観してはいません。ギリシャにはブンデスリーガ得点王の経験者、ゲカスがいますし、コロンビアのファルカオの能力の高さは抜群です。

過去には、フランスW杯のときにジャマイカの実力を誰も知らなかったように、世界のスポーツ勢力図を正確に把握するのはベテランのライターでも難しいです。テレビで見た相手が予想以上に強くても、それを楽しむくらいの気持ちの余裕が必要でしょうね。
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kobbyさんへ (MAKOTO)
2014-02-08 20:59:03
シティの試合を見るとヤヤ・トゥーレが一番目立ちますね(ちなみに二番目はシウバの左足)。日本にとって脅威になることは間違いありません。

フランスの時は私も素人で「ジャマイカになら勝てるのでは?」と思いましたが、見事に負けましたね。

あれから中田がイタリアに行き、私もスカパーでセリエAを中心に海外サッカーをよく見るようになったので、少しは目が肥えてきたかなとも思います。

しかし、今回の雪はスゴイですね。東京は25㎝ですか。出かけるときは注意しないといけませんね。雪はこりごりです。
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