ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

東京都千代田区にある日比谷公園では、ヤマユリが花を咲かせ始めています

2020-07-07 00:00:05 | 季節の移ろい
 東京都千代田区日比谷公園にある日比谷公園では、7月上旬になり、木々の葉の緑色が一層濃くなっています。夏に向かって葉が繁っています。

 約3週間ぶりに、日比谷公園を散策しました。北東側の真ん中にある噴水広場から、いつものように日比谷公園の南西側にある雲形池を訪ねました。この池の真ん中に設けられた鶴の噴水は、ふだんの勢いの水を噴き上げています。



 実は、少し小雨が降っているためか、肉眼では鶴の噴水が吹き出す水がよく見えます。

 その雲形池の岸辺では、ヤブカンゾの花が咲き始めています。夏らしい風景です。





 今回、驚いたのは、雲形池の南西側にある深い雑木林の中で、コオニユリがたくさん花を咲かせてました。







 ここで、コオニユリが群生して花を咲かせていることに初めて気がつきました。





 同様に、その隣りの部分では、ヤマユリの花が咲き始めています。





 ヤマユリはまだ蕾が多く、そのごく一部が花を咲かせています。





 約3週間前に、ここではテッポウユリが群生して花を咲かせていました。

 深い雑木林の中には、テッポウユリの群生地、ヤマユリの群生地、コオニユリの群生地が設けられているようです。

 この深い雑木林の中は、ふだんでもあまり散策する方が少ない部分です。

 ヤマユリもコオニユリも、人知れず花を咲かせています。

 新型コロナウイルス感染対策が続く中で、ヤマユリの花は綺麗に咲いています。もったいない風景です。

 約3週間前に、この日比谷公園の南西側にある雲形池を訪ねた話は、弊ブログの2020年6月14日編をご覧ください。