ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

長野県諏訪郡下諏訪町にまたがる八島湿原では、小雨模様の中でノビタキが飛んでいます

2020-07-26 12:00:05 | 旅行
 長野県諏訪郡下諏訪町と諏訪市にまたがる霧ヶ峰高原にある八島湿原では、ゼンテイカなどの花がよく咲いています。

 今回は、あいにくの小雨模様で少し霧が流れています。

 今回は、八島湿原の西端の高台の入り口から広大な八島湿原の南西側の山麓沿いの木道をいつものように北に向かって進めませんでした。木道に周囲の山野草が伸びて、濡れているからです。

 このため、入り口の側の八島池の木道を歩きました。





 八島湿原の上空は薄曇りの小雨です。北側にそびえている車山(標高1925メートル)は雲の中です。

 八島湿原の山麓では、ゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)が点々と咲いています。

 小雨の中で、まだ咲いているノハナショウブの花に出会いました。





 ノアザミの花もよく咲いています。



 シシウドの花も咲いています。ただし、シシウドの花にはアブやハチなどが来ていません。 



 八島池の木道から見える湿原の中に生えたレンゲツツジの枝の上に、夏鳥のホオアカが登場しました。







 たぶん、このホオアカはエサとなる昆虫を探しています。小雨のために、チョウやハチなどの昆虫は飛んでいません。

 大きな枯れた木の上に、ノビタキのオスが留まりました。





 このノビタキのオスは、何回か周囲の木々の繁った葉に向かいます。





 そしてこの枯れた木の上に戻ります。たぶん、昆虫は捕まえていない様子です。たぶん、お腹を空かせています。

 この大きな枯れた木の辺りは、少し薄暗いのでシャッタースピードが遅くなり、画像をよく見ると、降っている雨粒が映っています。

 雨模様の八島湿原は静かな湿原でした。

長野県諏訪郡下諏訪町にまたがっている八島湿原でも、ゼンテイカの花は見ごろを迎えています

2020-07-26 00:00:05 | 旅行
 長野県諏訪郡下諏訪町と諏訪市にまたがっている霧ヶ峰高原にある八島湿原では、黄色いゼンテイカの花が見ごろを迎えています。

 八島湿原の西端の入り口に午前9時に到着しました。例年通りの7月20日過ぎの日では、例年では夏本番になり、午前9時にはここの駐車場が満車になり、入るのに待たされる時間帯です。

 この日は小雨模様で、霧も所々で流れているために、この駐車場は半分程度しか、車で埋っていません。、

 八島湿原の高台の入り口から広大な八島湿原の眼下にある八島池辺りを散策しました。



 八島湿原の上空は薄曇りで、小雨模様です、北側にそびえている車山(標高1925メートル)の山頂などは雲の中です。



 傘を片手に、八島池辺りの木道部分を歩きました。ゼンテイカ(一般名はニッコウキスゲ)の花が次々と咲いています。



 ゼンテイカは“一日花”なので、一つの蕾が開花し、その日の内に萎みます。翌日は隣の蕾が開花します。





 ゼンテイカは次々と花を咲かせていますが、チョウやハチやアブが来ないと、受粉できません。雨模様で受粉がどうなっているのか心配いです。

 今回、八島池辺りの木道沿いでは、アカバナソモツケソウの花がよく咲いていて綺麗です。



 白いチダケサシの花も咲き始めています。



 今回は、ツリガネニンジンの花が咲き始めていることに気がつきました。





 ハクサンフウロの花もあちこちでよく咲いています。夏らしい雰囲気です。



 キバナノオダマキの花もあちこちでよく咲いています。



 アカギキンポウゲの黄色い花もまだ咲いています。



 今回は、傘が必要な程度の小雨のために、八島湿原の木道を歩く方とのすれ違いが少ない雨模様の天気でした。

 7月下旬の八島湿原とは思えない雨模様の天気でした。夏らしい風景の八島湿原の到来が待ち遠しいです。

 この八島湿原でゼンテイカが花を咲かせ始めた時に、この八島湿原を訪れた話は弊ブログの2020年7月16日編をご覧ください。