思わず自身でも・・・

　ほのわずかな時間ではあるが、今朝某番組で「子供の体に異変が起きている」と言うのを放送していた。　

　サッカーや野球などを平素する子供には関係ないのかと思いきや違うのだそうだ。　バランス感覚がなくて骨折などするのだとか。　随分前から運動能力の退化が言われているのは知っていたが、驚いた。　「加齢とともにバランス感覚が悪くなり、転びやすくなったり、蹴躓いたりしやすい」と言うのは納得する。　しかし子供の柔軟な体でなぜなの？　

　整形外科医によるチェックの仕方と言うのに以下のような項目があり、自身でもすぐにやってみた。　「私はまだできるよ。」と思わず口を突いて出てしまうくらい簡単な動作なのに、画像内の子供たちはできない。　両手を上げても腕が外側へ向いており、耳に沿っていない。　バランスが悪くて尻もちをついたりもする。

　一体何が原因なのだろう。　幼い時分に駆け回り、ころんだり躓いたりした経験がないのかな・・・？

　①直立して両手を耳に沿うようにして上げられる。
　②片足で5秒立っていられる。
　③両手を前に掲げてしゃがめる。　
　④両手を前にのばして手首を上下一杯に上げ下げできる。

　生活環境の変化が原因であろうと言うことであるが、一例に「水道の蛇口などもひねらずに操作が可能」と言うのをあげていた。　「えっ？そんなことで人間の体が変化するんだあ。」　思いつきもしないような、そんなちょっとした便利そうな生活の変化が子供の体の変化につながっているのだとしたら、何だか怖いことだ。


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